マーティン骨折のニュースが入りました。右足中間楔状骨ってどこ？と思って調べたあなた、お友達です。足の人差し指の付け根の山の辺りですね。響くとこですねえ。硬いものにぶつけたらと考えただけで寒いぼが立つ。かわいそう。痛いだろうなあ……。チームも痛いだろうなあ……。
終盤戦のマーティン離脱は去年も経験済みのロッテ。今回のケガの直前に発熱離脱した時から、ちゃんと心構えはできていたと思います。彼が不在の間もチームはしっかり勝っていますしね。得意の日本ハム戦が多く残っていることもあり、形勢有利は変わりません。
とはいえ。
とはいえです。リーグの本塁打王に肩を並べ、チームで打点２位、守っては相手の進塁を阻止しまくる選手の離脱が影響が低いわけはない。9月の勝ち方の、投手がしっかり押さえて試合を作り、打線はチャンスが少なくてもきっちりものにする、というスタイルを崩さず維持していかなくてはと、チーム全体で兜の緒を締め直したことでしょう。
直前に主軸離脱ニュースが相次いでいたオリックスには、吉田正尚がトレーニングを再開しているという朗報が飛び込んでいます。パ・リーグの野球神は終盤になるととにかく気まぐれ。どちらに風を吹かせようとしているのか全然わかりません。ちょっとあっちに試練付けてみよっかな〜、だいぶ傾いたから今度はこっちにしちゃおかな、うふふ♪、って感じです。
でも、この気まぐれにめげるとパ・リーグ制覇の道はない。去年経験済みのロッテはきっと、ラッキーボーイ出てこい〜などと、運任せにするつもりはないでしょう。長期展望に長けた井口監督や吉井コーチがどういう対策を練ってくるのか、興味が尽きない。
いよいよ佳境に入りそうなパ・リーグ終盤戦です。
