9月22日のメットライフドーム西武vs楽天戦観戦。席は1塁側(ビジター)で、楽天ブルペンに近かったので、投球練習ウォッチングができました。4人ほど動画もまとめられたのでご紹介。
この日の先発は、早川隆久。画面の中で見る以上に細身で普通の人のような体型。
まずは外野でキャッチボールを始めます。軽ーく投げる。そして1、2球投げるとちょっと相手との距離を伸ばす。その繰り返しで最後は、外野ポール間くらいの遠投です。最後まで軽ーく投げる感じが変わらないのに、ボールの伸びは力強くてギャップがすごい。
続いてブルペンで投球練習。1球ごとに、とてもとても丁寧に間を取るタイプ。フォームやシチュエーションを考えているのでしょうか。落としたり、外角だったり、はっきり区別して投げわけているのも素人目にわかるほどです。感覚派というより思考派なのかも、という印象でした。ルーキーとは思えない落ち着いた投球を続けているのが納得できるような練習でした。この日もきちんと試合を作り、みごと勝利投手!
中継ぎ陣は1回裏から次々アップを始めていました。皆、ミットに収まるいい音が鳴って、ボールが重そうな感じ。全体的に力が安定しているのがよくわかる練習でした。
最初は、津留﨑大成投手。身長が高い方ではないはずですが、肩幅辺りの存在感がある。さすが楽天きっての筋トレマニア。もっともっといい場面で投げて、どんどん知名度アップしてもらいたい投手ですよね。
そして、今年大活躍の安樂智大投手。デカいです。ロボット感溢れる後ろ姿。でも、投げるとゴム毬みたいな柔らかさ。苦労した選手なのに、それを感じさせないおっとりした風情が大好きです。好きなボールの握りの記事でもピックアップした投手ですが、独特の腕の動きが近くで見られて感動しました。すごく個性と存在感がありますよねー。
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最後は、ロッテから移籍して勝ちパターンで頼りになる柱になった酒居知文投手。ロッテ時代は先発が主で途中から中継ぎになりましたが、日によって内容が違ってしまう感じもありました。楽天に移籍してから、中継ぎとしてのペースを掴めたのでしょうか。気持ちが落ち着いて見えます。絶対的クローザーの松井が故障してしまったので、色々なイニングを投げるようになって大変かと思うけど、頑張ってますね! 後ろから見ても、球の持ち方や出どころに対する工夫を感じさせてくれる練習です。
楽天も、順位争いの真っ只中にいます。投手陣の頑張りに期待ですね!