フィールド オブ パリーグ           -パ主義野球ブログ-

なが〜く愛してきたパ・リーグをゆる〜く語るブログ、フィルパリです。

【西武vsロッテ】マーティン、おかわり君タイムリーやらメラド防寒対策やら【現地観戦】

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昨日、ロッテがマジックを6にして首位へ返り咲いた試合をメラド(メットライフドーム)で観戦しました。川崎時代からマリーンズファンのミキさん(マリン1000勝記事に既出)と一緒です。

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この日しか空いていない彼女のスケジュールの都合でチケを取ったのですが、こんな大事な試合が巡ってくるとは運命的。電車の中から、もう彼女も緊張マックスです。現地に到着すると、ロッテの試合前練習中。練習終了間際には、安田尚憲と小川龍成のトンボ掛けなんていう珍しい光景もあって、選手達に硬さは見えず、皆体も軽そうで、良い状態に見えました。

 

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試合が始まるとすぐに、ロッテは死球で出塁した1番荻野をマーティンがタイムリーで帰して1点先取。西武先発の與座(よざ)は、その後の投球がかなり良くて押さえられただけに、立ち上がりの緊張と死球で動揺しての失点はもったいなかったです。しかし、西武もその裏に、やはり立ち上がりで不安定な美馬を攻め、2塁打を放った新人ブランドンを置いて、森(調子悪かった)三振後、おかわり君(中村剛也)がタイムリーで同点に。マーティン、おかわり君とも、空振りやファウルもしっかり振りながら好球を逃すことなく、さすがのバッティングでした。

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しかし、美馬も1回を1失点で乗り切った後は完璧なピッチング。両チーム0行進で進みます。ミキさんと「7回とか8回までは動かなそうだねえ」と話していたら、案の定の7回に試合が動きました。西武はリリーフの森脇が中村を出してマーティンに四球後、レアードにタイムリーを浴びます。終盤にリードできてさえいれば、あとは今磐石の勝ちパターン継投にお任せです。

 

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ロッテの勝因は投手陣の好投が一番。しかし、得点こそ少ないものの、打線もがんばりました。この日は外国人選手の前に、毎度必ず誰かしら出塁している状態で、西武の投手にプレッシャーをかけ続けました。それが、少ないチャンスをものにできた要因だと思います。逆に西武の投手陣は、ロッテの外国人選手の前で必ず塁に走者を置いてしまいました。打線もつながらず、攻撃で手痛いミスもありましたし、点差は1点でも内容の差は大きかったように感じます。

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ロッテ視点なら危なげないゲーム。でも、点差は際どいですからねー。現地の我々は、益田がクリーンナップを打ち取り、試合終了になってやっと、ふぅ〜と息をついた感じ。グラウンドに近い席で選手の声もよく聞こえ、活発ではないものの、緊張感を感じながら楽しめた観戦になりました。仕事の都合で今は中々観戦できないミキさんは、大事な試合で希望に満ちた勝利を見届けられて、本当に嬉しそうでした。寒い中、観戦したかいがあったな〜。

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そう、寒いんです。猛暑酷寒で名を馳せる(ドームなのに)メラドですが、昨日はもうほんとに寒かった。数日前の天気予報を見て「こいつはヤバい」と思っていたスタは、ミキさんに、「とにかく冬支度で!」と警告を出してありました。服装は、下はタイツとジーンズ重ね履きにブーツ、上はハイネックスポーツシャツに厚手トレーナー、そしてダウンコート。都内の電車移動で奇異な眼差しを浴びようが関係ございません。メラドで寒さに震えあがらないためには、このぐらいの厚着はトーゼンです! さらに、万が一に備え、膝掛けもバッグに忍ばせます。

 

持ち物は、ポットに熱々の白湯をたっぷり。あとは耐熱コップとかき混ぜスプーンと、粉末のスープに日本茶にコーヒーを用意。コロナが無ければ、ペットボトルにちょっぴりウィスキーやラム酒などもいいんですけどね。今はもちろん自粛です。大袈裟なようですが、これらの支度は大正解。

 

寒さにめげない元気な若者ファンが、選手プロデュースパフェを頬張る姿を横目で見ながら、背中を丸めてお茶やスープをすすっていたおばファン2人。それでも、弱くてファンも少ないと揶揄されていたチームが、数十年ぶりのマジックをしっかり減らした姿に、心はポカポカなひと時を味わったのでした。