金メダル獲得翌日。マー君(田中将大)久々に動画チャンネル更新。自分のピッチングについて反省しきりだったり、お礼を言う相手を次々にあげる辺りは相変わらず真面目な男。でも、投球の話をした後に「結局、暗い感じになってまう」って照れたところで、朗らかさを取り戻そうっていう気持ちが見えました。
仲間のことなど色々話をした後は、金メダルをカメラに向けて、おもちゃを見せびらか小学生になっちゃった。もうニヤニヤが止まらない。
おおお〜!前回のマー君記事で触れた深刻さが消えてる〜!見たかった笑顔が戻ってきてる〜!
目が細くなって、目尻が下がって、人懐こい。これよ、これ!秋田犬わさおみたいな愛嬌の笑顔。ダル(ダルビッシュ)やワク(涌井)とじゃれあってた「まさお」の笑顔。
良かったなー、本当に。勝ててやっと得られた解放感。銀だったら、とてもじゃないけど笑顔なんて見せられない、という気分になってたに違いない。優勝できて、やっと心に余裕ができたのかな。鬼メンタルな若い後輩たちを見て、彼らに頼ってる俺でもいい、自分がイマイチでも嬉しがっていいんだ、と、許せる気持ちになれたのかな。
所属場所への大義を基準にしていると、どうしても己れに厳しくなってしまう。強張っていた心がほぐれ、自分の気持ち軸の素直な喜びを思い出せたかのように見えました。そんなマー君のニヤニヤ顔は、なんだか金メダル以上に眩しい。
日本に戻った瞬間から、並の選手じゃ耐えられないほどの期待を背負っているマー君。金メダルで代表チームの重圧がひとつ消えたけど、ペナントレースでは楽天優勝の重圧がまだ残ってる。でも、今回思い出した笑顔の気持ちは忘れずにいてほしいな、と思います。