初の宮崎プロ野球観戦旅、2月26日は午前に清武でオリックスの練習を見て、午後はソフトバンクのキャンプ地「生目の杜(いきめのもり)運動公園」に移動して、ソフトバンクvsオリックスのオープン戦を見学しました。これがまた楽しかった。今回は、ソフトバンク目線の観戦記をお送りします。
■清武→生目の杜移動
宮崎では、南郷の西武以外の3チームのキャンプ地(ソフトバンク:生目、オリックス:清武、読売:ひなた?)のキャンプ地につき、無料でつなぐシャトルが出ています。車でない者にはありがたいことです。ただし、生目とひなたを直接結ぶシャトルは無いようです。この辺りは毎年しっかり確認してから利用すると良いですね。
この日オープン戦があることは、朝のバス待ちの時間に知り、清武行きのバスの中で情報を確認しました。そして、ソフトバンクは千賀など開幕戦登板が見込まれる投手たちが投げるという情報を得たので、急遽行こうと思い立ったのです。三球シャトルは試合に間に合う時間に出ていました。高速を走り、意外と近くて便利でしたよ! 臨時バスもシャトルバスも出発時間ギリギリだと座れないこともあるので、早めに並んだ方が無難です。
■生目の杜と初めてのガチャガチャ
晴れて暖かい中到着した、ソフトバンクのキャンプ地、生目の杜。比較的平地にグラウンドや球場が並び、うんとコンパクトになった東京の神宮球場界隈みたいな感じ。やはり地元だけあってすごい賑わい!。出店もずらりと並んで呼び込みさんの声も弾んでいるし、お客さんが溢れていました。オープン戦があるということでオリファンも流れたのでしょう。コロナを感じさせない活気でした。
あまり空腹ではなかったので何も食べなかったけれど、美味しそうなものがいっぱいありましたね。そして、目が行ったのがグッズ売り場のガチャガチャです。やったことないんです。でも、オリックスのラオウ(杉本)が毎日回している動画見て、なんだかやってみたくなっていて。清武ではチャームがラオウ効果で売り切れ、バッジに変わっていたのです。バッジじゃない方がいいなあ、と思ってやめていました。
通りがかった生目のガチャガチャ、どうもチャームがあるらしい。運がいいとタオルが当たります、という話だけど、くじ運の悪さには自信があるスタです。確信を持ってチャレンジ。ダイヤルを回す手応えに、おおなるほど!これがガチャガチャの所以かと納得します。うむ、か・い・か・ん(古過ぎる)。転がりでたのは狙い通りチャームでした。ええ、くじ運には自信があるんです。カプセルの中から出てきたのは、ゆいと(森唯斗)のチャーム。似顔絵似てるし、ピンクだし、中々かわいい。
よくわかっておらずに「これは何が入ってるの?」「どこにお金入れるの?」「ここ回せばいいの?」と質問しまくるおばさんに、ニコニコ笑顔で丁寧に対応してくださったスタッフさん、ありがとうございました。
■アイビースタジアム
オープン戦はメインのアイビースタジアムで開催。空いていそうなオリックスサイドの内野指定席(1塁側)を買って観戦です。いい席で最高!。しかし暑かった💦。さすが宮崎、という日差し。外を歩き回るからと、成田空港でアウトドア用のUV効果のあるハットを買っていて正解でした。
スタジアムはかなり本格的。しっかりした建物です。売店にはお菓子おつまみ類はなくて、途中でたこ焼きを買って食べました。たこ焼き、いいですよね。だいたい観戦時は買っちゃう(マヨ抜きが好き)。アルコール類禁止だったんでね、ああ、これでビールが飲めたらなあってちょっと思いました。
グラウンドもきれいで、やっぱり緑が映えます。お天気が良かったせいもありますが、空を見渡して建物が見えないというのは、なんだかのびのびした気持ちになりますね。
ハリーホークが清武から同行のバファロー・ベルたんやB'sガールさんたちに色々教えています。ハリーとベルたん、な〜んかいい雰囲気だったりする。地方オープン戦いいなあ、のどかだぁ〜。
■試合
千賀滉大(SB先発)
プレーボールが掛かり、先発の千賀がいよいよマウンドへ。この位置で千賀は贅沢できてるな!という満足感がじわじわこみ上げてきます。投球練習ではやっぱりね、きますよ、音が。重そう、という音です。しかしですね、投球は「、、、そうだね、まだ2月のオープン戦初登板だよね😅、、、」という出来栄えで。まあ〜球高いんですわ。売り出し中のオリルーキーなどにカンカン当てられてました。しっかり溜めを作れない感じで抜けちゃう、からの、根気無くなる、みたいな。
スマホバッテリー切れし、動画撮れたのは初回の3人の打者だけですが上げておきます。相手打者は、2番渡部遼人(新人)→右二塁打、3番紅林弘太郎→右安打、4番杉本裕太郎→右飛球です。この回は無失点で押さえましたが、2回に4失点しました。
ちょっと無双の時とは違った千賀。でも、エースクラスの投手の試合初登板とか案外そんな感じが多かったりする。一昨日(3月5日)の山本由伸(オリックス)も、立ち上がりにカンカン打たれてたし。たぶん、いいとこ見せたい新人などと違い、最初は感覚のチェックに集中してるんじゃないですかね。実績のある選手たちは。なので、あー打たれるねー今日は、とは思うものの、やばいんじゃない?などという不安感を抱かせるようなことはなかったですよ。でも本人は大反省の模様。
海野隆司(SB捕手)
この日のソフトバンクの捕手は海野隆司。練習試合などでも、「ふじもっと監督は育てたいと思ってるんだろなあ」って使い方されています。スタも動画など見て、動きいいじゃんてチェックしていた選手。ただ、この日の様子を見ていたら、チームスローガンみたいに「もっともっともっと」経験や勉強を重ねないと、という感じ。
千賀動画最初の打者の渡部のヒットなんですが、その前の1番打者福田の時に、千賀の投球が高めに抜けて、なかなかストライク入らなかったんですよ。そうしたら手詰まりになった感じ。渡部の時、初球変化球がボールになったら、スタンドで見てても「ああ次も低めでストレート投げさすんだろなあ、狙うだろうなあ」っていうムードでした。失点した次の回や、2番手投手和田の最初の失点の時も外に逃げるのを狙い打ちされてた感があった。
ベンチに帰った後、和田が何やら海野に話してましたね。海野くん、練習試合の時も1球速報見たりすると外角低め一辺倒になったりしてたんですよねー。監督に高め打たれた注意されたりしてるので、普段から気にしてるのかな。
気にすると、そればかりになったり少し単調になるところがあるのかも。このオープン戦の後も、準備の足りなさに対する監督からダメ出しが😅。
ちなみにこの日は試合前に円陣の声出しもしていたようですが、、、。海野くん、天然系なのか?。絶対憎めないキャラであります(ちょっと頼りないが、、、😅)。
オープン戦初戦の円陣☆
— 福岡ソフトバンクホークス(公式) (@HAWKS_official) 2022年2月26日
声出しは海野隆司選手!
海ちゃん節?は今年も健在!
青い空のように清々しく!元気に!勝ちましょう!!
さぁいこう!!#sbhawks pic.twitter.com/9HpyAp83Ic
この日の試合もですが、監督は愚痴をこぼしながらも辛抱強く起用している感じがします。バッティングや守備など、目立つところもいっぱいある。リードにしても、何かひとつ、これは絶対、というパターンをものにするなどして、チームの中で試合を任せようと思われる捕手に成長してもらいたいと思います。
他選手(和田、東浜、三森、上林、井上)
投手では、千賀の後、和田毅と東浜巨が投げました。和田は千賀同様安定しなかったですが、試しだめし投げてます、調整です、という感じでした。東浜は良かったです。走者を出しても落ち着いていました。一昨日、ロッテの佐々木朗希と凄い投げ合いをしていましたが、この宮崎の試合を思い出すと納得できます。でも、この二人も一応反省(笑)。
打者では、三森大貴と上林誠知と、話題の19歳井上朋也。三森と上林は当たった時の打球音がやっぱり違う。カッキーン!って高い音ですごかった。三森はねえ、でも当たらない時の打ち取られ方がちょっと差があり過ぎかな😅。だはぁってズッコケたくなる。上林は何も言いません。春の上林には去年まんまと乗せられて、上げ記事書いちゃったから。後半戦を見届けるまで、何も言いません。
そして井上。二塁打、素晴らしいヒットでしたよ。ちょっと中村紀洋思い出したりしました。年齢を考えると若いのに打撃は申し分ないのじゃないでしょうか。まだ後ろ姿は意外と細いので、これから体ができてくればレギュラー狙える器だろなあ、と思いました。すごくハングリーでやる気満々な子なので、頑張って1軍経験積んで行ってほしいです。