フィールド オブ パリーグ           -パ主義野球ブログ-

なが〜く愛してきたパ・リーグをゆる〜く語るブログ、フィルパリです。

【日々呟き】しぶとい系のスターマイン的4安打大発生❣️(源田、松本、中川、茂木)【軽ログ】

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深堀りしない軽いログ記事。先週の野手陣、1試合4安打の超固め打ちをする選手がわらわらと大量発生。その全員が、華々しいクリーンナップタイプというより技巧派イメージの好打者たち。彼らのヒットを花火に例えるならば、1発ど〜んな三尺玉しだれ柳ではなく、スターマインの乱れ打ち。さらに、彼らは皆、長かった不調期を乗り越えての活躍です。しぶとい彼らの活躍を振返ります。

 

 



■4安打の特別感


複数安打の呼び方、アメリカでは2本打てばマルチ。「2度あることは3度ある」とか何かと「3」に意味づけしたい日本では、3安打すれば猛打賞。ここまではシンプルに、すごいね、大活躍だね、という評価。それが4本となると、驚き方の風向きが変わっちゃう。ちょっとすご過ぎで苦笑、やり過ぎで引く、みたいになる。

 

「4安打www、、、熱でもあるん?」「ええぇー?、4本目?、、、」「うわぁ、また打っちゃったよ、、、」「、、、分けて打てんかな、、、」みたいになる。驚嘆する気持ちの後に「?」と戸惑いが混じってくる感じ。

 

珍現象的扱いになるくらい4安打は希少なはず。ましてや今年は空前の投高打低。それが2日で4人。花火の季節で触発されたかな?。でも今回の4人、顔ぶれ的には4安打も意外性なしの実力派。プレーのタイプが似ているのも面白いところ。

 

■今年はさすがにキツそう、、、とは言わせない源田(L)

7月9日(土)西武・ゲンちゃん(源田壮亮)。5打数4安打。
1.遊内安打、2.中3塁打、3.三振、4.遊内安打、5.中3塁打。
足の速さの影響高いヒットばかりで、なんかすごく源田っぽいなーって思わせて芸術度高いのがステキ。1.2.4.の打席が1死無走者での打席。2塁に走者がいた5.のヒット、スポナビ1球速報で「打者ガッツポーズ」とあるのが微笑ましい。ここまで得点圏打率1割台。エゴサやめたはずの源ちゃんだけど、仲間にも突っ込まれてただろうしきっと気にしてたよねw。

 

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開幕早々に指の骨折で離脱して、復帰してからも打率が低迷。鉄板打率の2割7分台はさすがに今年はキツそう、、、と思わせてからの、最近の猛打爆発は本当にしぶとい。きっとこの後ガーっと打率上昇したと思ったら、次はまた7分台調整しそう😅。今年は後半もバテずに8分台行ってほしいな。がんば。

 

 

■ひとり3割街道爆進中の松本剛(F)

 

7月9日(土)日本ハム・松ゴー(松本剛)。4打数4安打(1四球打席あり)。
1.右前安打、2.二内安打、3.中前安打、4.四球、5.遊内安打 。
内野安打2本が、さすが一時は盗塁トップだった足の持ち主。6月に打率が降下して、さすがにそろそろバテてきたか、と懸念したら、7月に入ったとたん、開幕時を上回るレベルのどん引きバカ当たりモードが復活。なんと今年4回目の4安打。

 

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数年に渡る不振から突如開花したと思ったら、今度は2度目の花盛りが来るとか、花持ち良すぎて意味がわからない。とうとう、パ・リーグ唯一の3割打者になってしまった。多分もう、1ヶ月おきにスランプになっても3割キープできると思うので、規定打席だけは石にかじりついてでも確保してほしい。がんば。

 

 

■無敵の天才打撃お目覚めっぽい中川圭太(B)


7月10日(日)オリックス・無敵(中川圭太)。4打数4安打(1犠打打席あり)。
1.右2塁打、2.三内安打、3.投犠打、4.中2塁打、5.左本塁打
長打が多いのが「らしいバッテイング」になってきた証拠っぽい。タイミングさえ合えば、あとはもう手がつけられなくなる天才打撃を見せる無敵。やっとお目覚めか、少なくともオールスター前の期間はいい調子が続きそう。3番で無敵したら正尚(吉田)とラオウ(杉本)が楽になり始める、という循環が生まれた試合。

 

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新人だった2019年に交流戦で打ちまくり、初の交流戦新人MVPを獲得した中川。その後はお悩みモードに入ってしまい、1軍2軍を行ったり来たり。今年も途中からやっと1軍に上がり、それでも不安定だった。絶好調時を知っている監督に使い続けてもらって、ようやくいい時の自分を思い出してきた模様。1年通して活躍続けたことがない。今年は不調のごまかし方を覚えてほしい。がんば。

 

■整ったら絶対無双するスタイルの茂木(E)

 

7月10日(日)楽天・モギモギ(茂木栄五郎)。4打数4安打。
1.右本塁打、2.右安打、3.右2塁打、4.右本塁打。
全て思いっきり引っ張ったバッティング。全然軸がブレないで脇締めて回転する独楽スイングで、一見単打をコツコツ重ねるタイプのようだけど、チームでは浅村や島内に次ぐほどの長打率。クリンナップの大砲さん?という内容を、171cmの小兵が打っている。体調さえ整えば、これくらいの無双は絶対やってのけるモギモギ。

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元気な時は守備だって人一倍動く。腰痛持ちになるのも致し方ないエネルギーの消耗度。元々体に不安が多いのに、今年は春先のコロナ感染が響いてしまって、離脱が長かったモギモギ。やっと本領発揮かな。モギモギが不調か普通かによって、打線の怖さのレベルは段違い。チームの急降下を止めるためには、モギモギの復活は欠かせない。がんば。

 

■4安打選手大量発生まとめ 


先週の4安打、こうして見れば全くフロックではない、選手たちの元々の技量の賜物。みんなしぶとい系の選手たちで、一時期の不調を乗り越えた上での猛打爆発。疲れが取れたり、ケガや病気の出遅れが回復したり、見失っていた自信を取り戻してきたり。この先何べん4安打しても不思議でない。

それでも、こんなに固まっての大発生は珍しい。やっぱり七夕や花火大会と重なるウキウキやワクワクが作用したのかな。大砲選手が打つ大輪花火もいいけれど、スターマイン4安打の楽しさも格別なので、もっともっと発生して「うわぁ、、、」とどん引きさせてほしい。

何か4安打にも呼び名ができるといいのにな。四が絡む珍しいことの言葉はないかしら。麻雀の役満の四暗刻ヒット?。博打過ぎて品ないな😅。横文字のカッコ良さでクワトロフォルマッジ。チーズ大好物だけど4種は多すぎてちょっとうんざり、ってとこが同じ、とか。

 

、、、、、、センスのかけらすらないな、、、、、、😰。


ともかくも、ただの猛打賞とはひと味違う、しぶとい系選手たちの4安打の祭典。お腹いっぱい楽しめた先週でした。