フィールド オブ パリーグ           -パ主義野球ブログ-

なが〜く愛してきたパ・リーグをゆる〜く語るブログ、フィルパリです。

【交流戦後の注目点】パッとしなかったパよ、パーっと行こう❣️ ①【ロッテ、ソフトバンク、西武】

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交流戦のパ・リーグ、パッとしなかったですね〜😅。6球団、上がり目下がり目分かれたように見えるけど、その実どこも五十歩百歩な感じ。こういうの一番語りにくいんだな〜。

 

いつもなら交流戦で目立って後半に勢いつきそう、という兆しが見えたりするんですけどねえ、、、。今年はどこもまだまだチーム力も戦い方も整頓途中。ガーッとダッシュできるほど固まってない感じ。

 

一応、パの中では上位と下位半々になりました。上がロッテ、ソフトバンク、西武。下が楽天、日本ハム、オリックス。でも全体で2勝差しかなくて得失点差で順位決定してるぐらい大差ない。オールスターまではこんな感じなのかなあ。いやもう、リーグ戦が再開したらパーっと行って欲しいな、華やかに。行けるかな?。期待を込めて各チームを展望します、まずは交流戦順位の上位3チーム。

 

ロッテ 


交流戦唯一の勝越しチーム。健闘ありがと〜。対戦相手と当たる順番にも恵まれてた感もありますが、終盤に白星が多く、打線も繋がったので印象がいい!


まず投手。小島に勝ちがついて良かった(しみじみ)。佐藤奨真の好投などもありました。中継ぎには助っ人加入とのこと。ただ、本日、五右衛門(石川歩)が腰痛により抹消になっちゃいました。朗希(佐々木)もちょっと疲れてるのが傍目にわかる感じになってきてます。中継ぎ勝ちパも去年ほどには安定していないですし、やりくり上手に行かないといけませんね。

野手は交流戦で荻パパ(荻)が戻り、助っ人ズが打って活躍。これでやーっと打線がつながりました。でも、この状態が後半も続くかなぁ懸念、ありますよねー。助っ人ズがこのまま安定してくれるかなぁ。彼らが冷えた時日本人野手でカバーできるかなぁ。あと、どうしても捕手陣は心配。育成モードで超頑張ってる若手捕手2人。トシくん(佐藤都志也)がすごく上達してるけど、夏も乗り切ってこのまま保てるかなぁ。田村が戻れるかどうかが、何気に大問題な気がするのですが、、、。

 

色々考えると、すぐに突っ走りモードになるのは難しそう。やっぱり去年と似通った進み方で行きそうな気がするなあ。とはいえ、前半の閉塞感は吹っ切れた感があった交流戦終盤の戦いぶりは期待大。リーグ戦再開に当たっては、あまり欲張らず、まずは去年のしぶとい強さを思い出してほしいです。

 

ソフトバンク


交流戦は勝ち率5割。頑張ってくれたけど、思うように行かなかったですねえ。開幕直後やGWでは、強いソフトバンク復活!と思わせて、そのまま交流戦も行きそうな気配ありましたのに。特に終盤は、去年と同じような「らしくない」戦いぶりが顔を出してしまいました。でも、ちょっと噛み合えばすぐ強くなるという怖さは健在です。


投手陣は、磐石ではないけどそこそこ、という感じがしました。先発陣は、千賀などかつてほど絶対的でないところはあるけど、頭数もやや不足感あるけど、まあまあ頑張ってる。無双してた中継ぎ陣に、打たれて試合が壊れちゃうケースが目立ち始めてるのが懸念材料。でも、層の厚さはまだ感じさせます。選手が入れ替わっても、出てくる選手はちゃんと力がありそう。


野手の方はちょっとピンチ感が漂いますね。今年も敵は「ケガ」なんですね。ギータ(柳田悠岐)やマッチ(松田宣浩)など常勝軍弾スタメン組の不調を目立たせないくらい活躍してた若手選手が、ケガやスタミナ切れで長続きせず、ことによるといなくなる。それで一時の爆発的な打線のつながりも消えてしまった感じです。

今の状態だと、開幕直後のように大型連勝で突っ走るというモードは厳しそう。リーグ戦再開後は、調子の落ちてきた中継ぎ陣の立て直したり、ベテラン勢の不調をなだめすかして打線を噛み合わせたり、全体のメンテナンスに注力することになりそう。新人監督の手腕に注目ですが、開幕時の様子を見れば、ペースを掴めばスイスイ走らせるのは上手。期待できますね。

 

西武


ここも5割。交流戦いい感じになったところで急失速でした。ちょっともったいなかった〜。失速原因は明確に、故障明けで調子が戻りきっていなかった捕手の森友哉を無理使いしたところ。しかし、最後の最後に失速前の状態に戻し、良い締め方ができました。

投手陣は、非常に調子が良いのです。特に中継ぎ陣の充実ぶりが目を奪う。水上、平良、増田の勝ちパは無双状態。他の中継ぎも、よそだったら勝ちパに入れるだろうという選手がゾロゾロいます。問題はやはり、捕手の使い方でしょうか。友哉を戻した時にペースを乱さずに好調を維持できるか。首脳陣の見極め力と手綱捌きに注目ですね。

野手陣は、いい時と悪い時が極端です。悪い時は、打線がつながらないだけでなく、守備時でもエラーが頻出しちゃったりします。西武の野手、普通にやればどの選手も守備上手いのに、突然しょうもないエラーしたりする。集中力や連携の問題なのでもったいない。去年の最下位からジャンプアップするためにはそういうところを無くしたいですね。幸いなことに、キビキビ頑張るナツオ(滝澤夏央)が登場してから、ドングリーズ中堅たちにお兄ちゃんの自覚が芽生えている感じです。打つ方にも好作用がありそう。


今回の3チームの中では、交流戦で一番先行きの期待感がある戦い方ができた感じ。途中、とうとう崩れるかと危うさを漂わせた投手陣も持ち直せたし、野手の方もナツオや平沼など下から上がった選手が大活躍して活気があります。反面、まだまだ淡白で脆い試合も多いので、リーグ戦再開後はこの弱みをいかに見せずに進めるかが勝負かな、と思います。