フィールド オブ パリーグ           -パ主義野球ブログ-

なが〜く愛してきたパ・リーグをゆる〜く語るブログ、フィルパリです。

【プロ野球キャンプ見学旅計画】カンとコツとナレと運命論がものを言う【名護・宮崎】

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 2月頭から1週間以上プロ野球のキャンプ巡りをしてきました。まずは旅のドタバタぶりを。おおわらわでしたが楽しかった!。

 キャンプ巡りは天候にも左右されるし、好きな選手の出没もなかなか正確には掴めない。今はありがたいことに、練習計画の情報もSNSで集められるけど、まだまだ勘やコツが必要。

 そして、ハプニングへの慣れと「まあ今日はこういう日よ」と運命論者の割り切りも大事。さてスタの長旅はどうだったのか。皆さんのご参考になれば幸いです。

 

キャンプ満喫週間計画

 

 ハワイに行ったつもりでプロ野球のキャンプに行くぞ!。

 そう思い立ってキャンプ満喫ツアーを組んだスタ。コロナ自粛も緩んだ中、沖縄も組み込んだ旅程に頭をひねる。現地在住の友達や現地合流の友達ともうまく会いたい。旅費は抑えたいけど疲れたくない。あれこれ要求がわいてくる。

 元々細かい計画性がない。行動は大概行き当たりばったりの風来坊。時刻表を見ると頭痛がするタイプ。それが今回は、吐きそうになりながら各チームの練習スケジュールと飛行機やら旅行支援やらの情報を必死に調べまくって練り上げて。
 生まれて初めて自分でバスの時間まで書き込んだ旅程表を作って悦に入った。

「か、カンペキやん(滂沱の涙😭)」

 最大の目的は、何度も挫折した日本ハムの名護キャンプ。沖縄移住したお友達と一緒に行こうと言いながら、キャンプの頃コロナ禍が高まっていての断念が続いてた。
 そして、近年すっかりはまったオリックスの清武キャンプ。去年行って楽しかったし、仲良しのオリ姫さんも行くことになってなんとか現地で合流したい。さて、沖縄ー宮崎をスムーズに移動する方法は?。

 ✈️羽田 → 那覇(⇄名護) → 宮崎 → 羽田

 この飛行機の行程が意外にムズい。那覇→宮崎の直通便は夕方にソラシド・エアの1日1便。それ以外だと福岡回りの乗り継ぎになってさすがにキツい。絶対直通便にしたい。そして、ツアーは使わないと飛行機代高い💦。

 さらに、ホテルがまたまた頭を使う。名護ではタピックスタジアムに近いホテルにしたい。そのホテル、3日(金)より4日(土)からの宿泊でなぜか40%以上安くなる。でも、4日に移動だと、紅白戦やらキャンプ休日やらで見られる練習がぐっと減る。うーん、どう組もう?。

 悩んだ結果、3日を那覇までの移動日にして那覇1泊を航空会社パッケージに詰め込み、これで宮崎行き飛行機も確保。名護の方は4日からホテルパックで別予約。那覇から宮崎は単独空路確保。

■ツアープラン

<A:JALダイナミックパッケージ(旅行支援)>
 羽田 ⇄ 往路:那覇着、帰路:宮崎発
 ※往路の到着空港と帰路の出発空港は変更可能
 ホテル1泊必須:那覇1泊
   (那覇バスターミナルに近い所)

    +
<B:JALホテルパッケージ(旅行支援)>
 ホテル:名護で3泊(1日差で40%以上安)
 (タピックスタジアムに近い所)

    +

<那覇→宮崎:片道航空券>
 ソラシド・エア直通便
(LCCで割安でも片道高いけどやむなし)
    +

<宮崎ホテル>

 

 宮崎ホテルは支援対象外だったかな(記憶喪失)。旅行支援、クーポンが結構夕食代の足しにもなってありがたかったなー。

 

 

カメラレンタル

 

 カメラはイオスKISSを持ってたけれど全然扱いきれず諦めていたスタ。機体も人に貸し、もうスマホだけでいいでしょって思ってた。でも、松山自主トレに行って、やっぱりちょっとカメラ写真ほしいかなと感じ、思いついたのがレンタル。一眼レフはハードル高かったから、まずはデジカメにしてみるか。それならレンタル代も勉強代と思えるな。

 ビックカメラに行くと、店頭で見たカメラでグーパスのレンタル手配をしてくれる。レンタル代は1ヶ月で商品代の1割。気に入ったら残額を払って買い取る(買取先はグーパスで代金カード引落し、ビックのポイントは付かない)。イマイチなら1ヶ月以内に商品を宅急便でグーパスに返送(日にち余裕見る必要あり)。

 と、いうことで、お月さんが撮れるニコンのクールピクスを借りてみた。店頭で実際にカメラを触ってみてから選べるのがいい。これなら不器用なスタでもなんとか撮れそう。傷を付けたり壊したり、旅行に持って行くと心配だけど、その時はもう買い取るだけと度胸を据えて、機内持ち込みのリュックに詰める。

 出発前にほんのちょっと使い方を調べただけで現地では案の定あたふたし、慌ててスマホ撮影に切り替えること度々。でも、落ち着いている時にはなんとかシャッターを押せたし、望遠がちゃちゃっとできるから、遠くの選手も記録にできる。このくらい離れたブルペンで投げてた選手がすぐにこのくらアップで撮れる。

  

 

 部屋でゆっくり見てみれば、下手な撮影でもやっぱりスマホよりきれい。自分に向いてる機能や一眼に比べて物足りないところもなんとなくわかったし、良い勉強になったレンタルカメラ。箱を開けて詰め方や付属品も写真に撮って、その通りに詰め直したので、たぶん、大きな瑕疵なく返送できたと思う(ただいま先方確認中)。無事に済んだら、また借りて自分に合う機種を見つけてみたい。

www.biccamera.com

 

車無し派の現地乗り物

 

 キャンプの現地での乗り物、車の運転に自信があるなら、きっと移動はその方が楽。人気球団が集う沖縄や宮崎だと、レンタカーの不足などもあるので調達ご注意。また、現地の道路は迂回路が少なく、通勤時間は道路が大変混むし、球場近辺も大渋滞になることもあるので見越して行動が必要。

 駐車場の確保も大変。一般駐車場が使えなかったりキャンプ用駐車場からまたバス移動だったりも多いので、しっかり調べてご利用を。

 バス移動に頼るスタはいつもドキドキ。松山自主トレはかなり難しかったっけ。沖縄は那覇⇄名護(名護空港)は高速バス。乗り場わかりにくい。10分や15分の遅れは遅れのうちに入らない。夕方の渋滞時などは40分以上の遅れもざら。飛行機に乗る場合などは本当に要注意。

 あと、他社ICカード使えず。みんな両替するもんで降車に時間かかる。スーツケースなど大荷物は自分で車体下の保管庫に入れる。

 宮崎のバスは、ソフトバンク、オリックス、読売の3チームは宮崎駅などからキャンプ地に行く臨時便あり。スイカなどICカードOK。ラッピング専用シャトルバスは今年は週末のみで、平日のソフトバンク生目の杜行きは普通の市街バスだった。

 今年のオリックスキャンプは日本一効果で去年の倍くらいの人出。バス停早めに行かないと平日でも座れない人がいたし、週末は乗れないかもレベル。また、現地にスーツケースの預かり所あるが、バスは車内持ち込みなので大荷物はやめた方が良いかも。

※清武→宮崎空港乗り継ぎ例

キャンプ地から宮崎市内方面バス
  ↓(15-20分)
宮交シティ(バスターミナル)下車
  ↓(徒歩2,3分)
JR南宮崎駅
  ↓  (2駅)
宮崎空港駅

 

現地練習場巡りのカンとコツとナレ

 

●できれば日程に余裕を持たせる
天気などもあるので弾丸などはリスク覚悟で。

●選手の行動癖は日頃から注目しておく
例:山本由伸は早くに練習済ませがち

●朝イチで練習メニューチェック
公式やスポーツ新聞ツイッター等が上げてくれる。

●行動パターンを決める
一箇所集中(ブルペン等)か色々回るか、
人気選手追い(人の波についていく)か、
人少なめ選手をじっくり見るか、等。

●できれば練習開始時間より早めに到着
敷地内を歩く選手に遭遇したりできる。

●到着したら見たい選手の練習場所に
前の方の位置に座ったり準備の様子を見たりできる。
※敷物場所とりは極力やめておきましょう。
※他の人も見たい。譲り合い大事。
※後ろの人の視野をなるべく妨げないように。

●選手の移動通路に注意を払う
同じ通路を他の選手も使うこと多い。

●勇気を出して応援しよう
頑張っての声がけやタオル掲げでお手振り貰えるかも。
(言ってる割にスタはできない…😅)

 

潔い運命論者になろう

 

キャンプで何が見られるかは結構その日の運。高いお金と時間を掛けて旅する場合は諦めきれないことも多いけど、切り替えが早いと代わりの良いものが見つかったりするのもキャンプ。割り切って焦らないことが楽しむ一番の秘訣かも。

●雨で選手が全然見られない
キャンプ地という空間に身を置けただけでも良かった。
次回来た時のために色々下見しておけた。
野球見てたらできない観光や食事ができた。
同様のファンの人たちとお話できた。

●お目当ての選手に遭遇しない
ほかの選手も見てごらんという、神様の思し召し。

●好きな選手に塩対応された
タイミングが悪かっただけ。

●運悪く少しの差でいい選手や場面見逃した
その分他のとこで運の穴埋めがきっとくる。

●興味ない選手ばかり見る
それが神様が良きと考えた本日のおすすめメニュー

 

 プロ野球は見所や興味深いところが山ほどあるので、ちょっと視線を変えればそこに楽しさが溢れてくる。その日遭遇したものの魅力に目を向けて、その日の運を楽しめば、どんなキャンプ見学も最高の1日になってくるね。

 

 まだ行ったことない人、ハードル低くして行ってみませんか?
 プロ野球キャンプ、野球好きにはやっぱり最高のレジャーです❣️