フィールド オブ パリーグ           -パ主義野球ブログ-

なが〜く愛してきたパ・リーグをゆる〜く語るブログ、フィルパリです。

西武・平良投球もバント処理も凄かった! 〜ウォンバットの素早さと石灯籠の安定感〜 【中継ぎウォッチング】

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スタです。19日西武vsソフトバンク戦観戦しました。例の、わちゃわちゃ無人ホームベース騒動があった試合です。なんだかんだ接戦だったので、両チーム中継ぎ投手が勝ちパターンとなり、スタは念願の西武・平良を見ることができました。(過去なぜか遭遇できなかった💦)
しかもギータ(ソフトバンク・柳田)との対戦あり❣️

何しろ中継ぎフェチなもので

プロ野球で今や欠かせないポジション。毎日のように坦々と準備を繰り返し、短い出番に力を尽くす。しぶとくて味のある、これぞプロな選手達。そんな中継ぎ投手が大好きなのでシリーズ化してみました。

9回なのに4時間超え。両チームで記録に残るだけで5エラーという乱戦の中、とうとう登場した平良。いやもう、マウンドに立つだけで存在感が違う。
なんかね、肩幅背幅が広すぎる。すっくと構えた時のタテヨコ比がおかしい。

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背中が広すぎる平良

 アニメの戦闘用なんとかスーツを着てるんじゃないか?みたいな。
レオナルド・ダ・ヴィンチのウィトルウィウス的人体図ってなんだったんだ?みたいな。

西武の重量系選手(あえて「デ○」は封印。「デ○」系大好きだけど)
はみんなそうですが、特別な生き物感がたまらない。
で、パ・リーグ名物ギータとの対戦とくれば、拝めるだけでチケ代にお釣りが来ます。

投球はこの日も見事。
本当にセットポジションから投げ込む速さが、体格のゆったり感と反比例してる。
構えてから投げ始めまではかなりじっくり時間をかけるので、固唾を飲みます。
動き出してからの速さと言ったら、大相撲の立会いの瞬間のようなスピード感。

ギータはやっぱり、その豪球にあのフルスイングで応じます。
まさにパワー対パワーのぶつかり合い。結果は四球でしたが、ずっと見ていたかった。

その後、平良君、危うくヒットになりそうなバントの処理で、実にいい動きを見せます。
素早いのなんの、スタはウォンバットを思い出しちゃったくらい素早い。
平良もきっと西武重量系の伝統を継ぎ、ああ見えて俊足なのに違いない。

www.animal-times.com

ああウォンバットだなあ、平良くんは。実にウォンバットだ。
ずんぐりしてるけど足が速くて、めさ可愛い。
そんな、平良の投球、ギータのスイング、バント処理、スローとひとまとめ動画にしました。

youtu.be

すばしこさと同時に、平良で感じるのはバランスの安定感です。
あの大きな上半身を支える足腰は恐ろしく強靭で、しかも柔軟なのでしょう。

動画のサムネの写真もまるで稲妻マークのように綺麗な形で、素晴らしいバランスですよね。

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平良のフィニッシュはまるで記号のように美しいバランス

そして、動画の中でも凄いバランスになる瞬間がありました。
押しても引いても地震が来ても、ビクともしなそう。
なんだかもう、日本庭園の石灯籠みたい・・・って思いました。
ちょっと1カット切り取ってみます。

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平良の踏み込みは石灯籠の型?

ただいま開幕から23試合連続無失点リリーフ。
高卒4年目、まだ21歳半。
ウォンバットにして石灯籠。
令和の怪童・平良、快進撃を続けて行ってほしいです。

 

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