筆者のフェバリットプレーヤーのウォッチングです。当初1年追うつもりでしたが予想以上に大変で春で挫折しました💦。でも、この年の春の彼らの動きが詳しくわかりますよ!。
3月動向を追加しました!
about him 佐々木朗希(ロッテ)
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
去年は見守りモードだった佐々木朗希。ロッテも掌中の珠扱いで、大事に大事に使っていましたが、3年目の2022年はかなりぐいぐい行きそうです。というか、今年がプロとしての本当の稼働開始年と言ってもいいくらい賭けてきてるはず。またずっとウォッチしていくしかありませんね。
※2021年の実践デビューからの過程はこちらの記事でまとめています。
昨年終盤の優勝争いの中で、ロウキはもうエースと呼んでいい投球を見せていました。どんな試合でも舞い上がるような素振りがなく、落ち着き払っているのが印象的。特にCSの1stステージ初戦の投球は、途中自分がエラーしたのに平気な顔で、強心臓ぶりを感じさせました。大舞台でファンが多いほど嬉しくて、注目される試合ほど力が出せる気質だということがよくわかりました。
それでもやっぱりね、周りにはまだまだ、「さすがにあまり背負わせ過ぎてはいかん」「調子に乗って無理無茶させるのはもってのほか」といった雰囲気がそこはかとなく漂ってましたね。だから今年はいよいよ、そういう「大事な大事な壊れ物」扱いの気配を振り払い、「凄い」上に「タフなやつ」となっていくための武者修行が始まるわけです。
同年代にいいライバルが多いのです。本人も話していますが、高校代表で仲良しだった宮城や奥川が優勝チームで大活躍し、新人王や新人特別賞に輝いたことは凄い刺激だったでしょう。チームの優勝争いの真っ只中に身を置けたの良かったですよね。1勝の重さやローテの巡り合わせなど、プロ野球のレースの流れやアヤを体感したかと思います。今年は自分がチームを優勝に導きたい、大事な試合を任されたい。そんな熱い気持ちが練習を支えてくれそうです。
■ロッテ・佐々木朗希 同学年の宮城、奥川の活躍に刺激「早くチームに貢献したい」― スポニチ Sponichi Annex 野球
日頃はとってもお茶目な子です。去年の前半までは、生い立ちや、大人に庇われて中々表に出てこなかった時期のイメージから無口で大人しい性格かなって思いましたけど。むしろロッテ投手陣の中でも明るくてはしゃぎ屋さんの方に入るかもしれない。オフには可愛い姿がSNSにたくさん上がりましたね。ペナントレースが始まったら、勝っておちょける姿もたくさん見られそう。
彼のデビューの記事で「ロウキ・オデッセイ」という言葉を使いました。昨年はその船出。まだまだ内海のような穏やかな航海でした。今年は、いよいよ大海に乗り出します。荒波が待っています。どうやって彼が乗り越えていくか楽しみで仕方ありません。大いにワクワクハラハラさせてもらいましょう。
☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
2021年オフ〜2022年3月
2022.2.19up→4.11再up3月分追加
2021年オフ
秋季練習に参加。シーズンの疲れもさほど無く、故障なども出なかった模様。めちゃ体が軟らかいことが披露されました。この柔軟性がスピードに役立ってるのかな。
入念に柔軟体操を行う #佐々木朗希
— 千葉ロッテマリーンズ (@chibalotte) 2021年11月19日
投手。いつも柔軟性を意識した練習に取り組んでいます。#chibalotte #広報 pic.twitter.com/HgEZq26y5q
冒頭に紹介した同年代若手への意識をコメントしたのは、この秋季練習打ち上げ時。その他に自主トレへの心構えも語っていました。
■佐々木朗希 秋季練習終え、強化のオフへ「1年間、投げられる体の強さをつけたい」/野球/デイリースポーツ online
12月のファンフェスタでは、バスケも器用なところを見せたり、ずっとロッテに肩入れしてくださっている芸能人の石橋貴明さんと対談したりでさすがの存在感。
■佐々木朗希の"隠れた特技"に注目 別競技でも華麗なフォームで「上手かったわ~」 | Full-Count
■石橋貴明も驚き ロッテ佐々木朗の身長また伸びた「1メートル92です」― スポニチ Sponichi Annex 野球
契約更改はもちろんアップ。そして、来期への話題で、球速160km超えへの自信を覗かせています。
2022年1月
年末年始は実家でリラックスした模様。雪だるまや愛犬(やっぱりトイプードル)やらと少年のような姿をSNSで見せています。また、成人式にも参加できたようです。スポーツ紙面では正月早々からインタビュー記事。スターです。
■ロッテ・朗希 3年目の抱負 お酒も打撃も挑戦の年「今年はバカスカ、打ちます!(笑)」― スポニチ Sponichi Annex 野球
「年末には雪だるま!を作りましたよ!」と #佐々木朗希 投手。こちらがその写真です。#chibalotte #広報 pic.twitter.com/GGoBekaNe9
— 千葉ロッテマリーンズ (@chibalotte) 2022年1月1日
■「ママじゃないと撮れない」 愛犬抱っこ、ロッテ佐々木朗"素顔"が「表情柔らかい」 | Full-Count
■ロッテ佐々木朗希インスタ新設「どちらも特別」地元岩手で成人式“はしご” - プロ野球 : 日刊スポーツ
自主トレは14日から浦和の2軍施設で開始。年末年始もちゃんと鍛えてたようで、19日には首脳陣からも順調のお墨付き。さらに神対応即席サイン会まで。ファンの方うれしかったでしょうね!
■【ロッテ】佐々木朗希がロッテ浦和で自主トレ 種市とキャッチボール : スポーツ報知
■ロッテ・佐々木朗、3年連続の1軍キャンプ決定 D1位・松川も!! - サンスポ
2022年2月
キャンプイン前夜、石垣島に先乗り自主トレしていた1月末に、キャンプへの心意気を語っています。開幕投手への意気込みも。昨年末からガツガツしたところも見せ始めたのが頼もしいですね。
■無心から始まるロッテ佐々木朗希の3度目の石垣島 開幕投手への期待も - プロ野球 : 日刊スポーツ
そしてキャンプでは「順調」の言葉通り、初日からブルペン入りして捕手を座らせての投球練習。さらに1週間後には周りを唸らせる仕上がり具合を見せました。
■【ロッテ】佐々木朗希、キャンプ初日ブルペン入り 30球の予定も最後がボールで”おかわり”の1球:中日スポーツ・東京中日スポーツ
■ロッテ・佐々木朗希、キャンプインで仕上がり早っ!! 157キロをマーク 侍・栗山監督「日本のエース格」(1/2ページ) - サンスポ
実戦形式の登板が心待ちされましたが、予定のシート打撃は2日連続雨でお流れ。何というか、気をもたせる星の下に生まれてますね😅。でも、本人ももはや慣れていて、それで調子が狂うなんてこともないでしょう。ずっと見ているとどうも、神経質なところが意外と無いっぽい。これも強みです。
■ロッテ朗希、39球でA組キャンプ打ち上げ 2日連続の雨でシート打撃登板中止「しっかりと切り替えたい」― スポニチ Sponichi Annex 野球
結局そのまま、19日に対日本ハム戦で練習試合が実戦登板となりました。そしてなんと、この試合で初回からいきなり160km台を連発。昨年末の本人の予告通り、というか、予告以上の投げっぷりを見せました。すげー💦。おそろしい子😅。
2イニングでしたが、思いっきり投げ込む快感を知ったロウキは凄まじい。その分、昨年では見られなかったような、制御し損ねる投球も時々ありました。ビシッと抑えたい、もっと凄い球が投げたい、と、これからどんどん欲が出てくるでしょう。今後は、そういう自分の中に湧き上がる気持ちと体の繊細な反応に対峙していくことが課題になってくるのでしょうね。
<自分感想>
キャンプメモメモ ローキとんでもなくなってきとるー。でも去年は無かったような投げ外しも出てきてる。欲が出て来たローキは色々見たい所多くなりそう。
— スタジエンヌ・裕子 (@Stadienne) 2022年2月19日
キャンプメモメモ 開幕楽天ロッテ
— スタジエンヌ・裕子 (@Stadienne) 2022年2月19日
マー君安田、ローキ松川やって1面とりたいなー。ケガ無ければできそうやん。監督さん方ケレンやりませうよ、春しかでけんよー、と煽る。まだ早いか(笑)
※ロッテ開幕投手はゴエモン(石川歩)とのこと。朗希は本拠地お披露目でしょうか?
ロッテ公式が上げた当日の舞台裏動画、捕手側から見る速球の威力は恐ろしいほど。
その後の試合でも快刀乱麻のピッチングは続きます。まだ調整中のバッター達はキリキリ舞い。三振の山を築いた西武戦などは、初見でファウルした森を見て、あの球にフルスイングで当てる友哉が凄いわ、って思うくらいでした。相手チームの反応も、もうびっくりを通り越して呆れている感じ😅。井口監督は手放しで賞賛し、中6日ローテーションも口にしました。
■佐々木朗希に完全沈黙の西武打線「あんな球まだ今年に入って見たことないし…」|【西日本スポーツ】
■【ロッテ】佐々木朗希、今季は1年間ローテ 中6日解禁、次戦26日西武戦先発へ : スポーツ報知
そして、ピッチング同様、根アカキャラも日に日に開放度が増しています。球団のSNSでは微笑ましい彼の姿も見逃せません。
本日のオマケ映像。登板後に得意?の打者モノマネを披露する #佐々木朗希 投手。特徴をつかんでおり、とても似ているとは思います😅#chibalotte #広報 pic.twitter.com/SOKUOzs4eB
— 千葉ロッテマリーンズ (@chibalotte) 2022年2月26日
本日、1安打、1打点の #藤原恭大 選手。打撃フォームを真似された動画を本人にお見せしました。「似てますかねえ(笑)?と」藤原選手。そんなやりとりを遠くからフフフフと笑いながら眺めていた #佐々木朗希 投手。#chibalotte #広報 pic.twitter.com/JDMDhQmZa6
— 千葉ロッテマリーンズ (@chibalotte) 2022年2月26日
最高の仕上がりを見せている朗希。今年は稀代の怪物投手となってマウンドに君臨しそうな気配です。懸念はと言えば、やはり初めての中6日での体力でしょう。西武の森が「仕上がりが早い」とコメントしましたが、その言葉の裏には、「今からそんなに全力で1年持つんですかね」というニュアンスが漂う。でも、今の朗希には「ぼちぼち仕上げる」という引出しはないのですね。まずはやれるだけのことをやって準備して、壁はぶつかってから考える。そんな若者を見守るのもファンの醍醐味ですね。
2022年3月
朗希にとって毎年辛い思い出の日が巡ってくる3月。語りたくない部分もあるに違いないけれど、彼は今年も静かな義務感をもってコメントを残しました。
そして、開幕を具体的に念頭に置いての調整が始まる3月。体全体を思いっきり使うスタイルとなってスタミナがどうなるか。ここが見極めどころ。最初のオープン戦は5日。直前のコメントでも舞い上がる様子はありません。試合が始まると、ソフトバンク相手にいきなり160km連発の衝撃的な投球を見せます。あのソフトバンク打線が、監督指示の対策を実戦できず、選手たちの口からも驚嘆の言葉が漏れます。
■ロッテ・佐々木朗希が5日に敵地でのソフトバンク戦先発へ 「球場の雰囲気などをしっかりと感じていけたら」 - サンスポ
登板の合間にはチームメイト形態モノマネを次々披露し、器用でお茶目な一面も。また、今シーズンはいよいよ本格的な中6日ローテーションが始まることも監督からコメントされます。
ついにこの日を迎えました。 #佐々木朗希 投手、ドキドキしながら #レオネス・マーティン 選手に技を披露です!#chibalotte #オープン戦 #広報 pic.twitter.com/wKsPxsy6kc
— 千葉ロッテマリーンズ (@chibalotte) 2022年3月13日
■佐々木朗希が“激似モノマネ”で先輩にアタックも… 結末が「じわじわ来る」 | Full-Count
オープン戦の最終登板は18日の読売戦。ここで少しのつまづきを見せます。初回から160km超え、163kmまで球速は出ましたが制球が定まらず、ほとんどの打者にボール先行。ふた回り目に入ると相手打線に捕まって、4番岡本に満塁ホームランを浴びました。
オープン戦2試合の本人や井口監督のコメントに反省や課題の推移が見えます。1試合目後は本人が「精度があまり良くなかった」からの2試合目後の監督は「いいところを狙いすぎ」。ちょっと意識が過剰だっただけのように見えます。
■ロッテ・佐々木朗は圧巻の投球にも反省「精度でいうと、あまりよくなかった」/野球/デイリースポーツ online
■ロッテ・佐々木朗、課題と収穫の108球 27日の開幕3戦目先発へ - サンスポ
適度に修正点が見つけられたオープン戦を経て、いよいよ開幕戦! 相手は楽天で敵地に乗り込みます。朗希は26日登板予定がスライドし、27日に登板。そのままずっと日曜登板が見込まれました。本拠地座席価格で強気設定の球団も、サンデー朗希でホーム開催時の満席を狙う。後を見据えてのプランニング。さすがの朗希にもやや緊張の色。でも、彼は期待されるほど力を発揮するようなので、意気に感じたことでしょう。
■ロッテ・朗希 今季中6日でローテ守り「サンデー朗希」 公式戦初登板は開幕3戦目有力― スポニチ Sponichi Annex 野球
■ 【ロッテ】佐々木朗希「しっかり結果を残していけるように」27日楽天戦で今季初登板 - プロ野球 : 日刊スポーツ
試合では自己最速164kmを記録。いやはや投げる度に記録更新です。しかし、結果の方は3失点して勝ち負けつかず、10三振も本人としては不満足な出来栄えでした。
ちょっぴりしょっぱいスタートとなった2年目。でも、凄まじいレベルで進歩していることは間違いないことは誰の目にも明らか。東スポ記事では課題が山積みのような見出しですが、結局のところは「四球が多い」こと。まずはそこをクリアして行けばペース配分できてスタミナ面も改善されていくわけですし。
2月にも書いていますが、いい球を投げようとする欲とコントロール能力が今せめぎあっているところです。まずはここのバランスをとってから、長いイニングの持久力を考えればいいのだろうと思われます。ここからどう調整していくかが楽しみですね!