フィールド オブ パリーグ           -パ主義野球ブログ-

なが〜く愛してきたパ・リーグとファイターズをゆる〜く語るブログ、フィルパリです。

【zuttoウォッチング】ソフトバンク 柳田悠岐 の2022年(〜3月) ①【きゃぷてん】

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zuttoウォッチング

筆者のフェバリットプレーヤーのウォッチングです。当初1年追うつもりでしたが予想以上に大変で春で挫折しました💦。でも、この年の春の彼らの動きが詳しくわかりますよ!。

 

about him   柳田悠岐(ソフトバンク)


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ソフトバンクの2人目、悩んだ末のギータです。なぜ悩む?って、ベタ過ぎるじゃないですか。でも、1人目に自称副キャプテンのクリ(栗原)を選んだ以上、やっぱりキャプテンを選ばないわけにはいかん、と。本人史上初のキャプテン仕様、転換期を迎えたチームを鼓舞するのか放牧なのか、動きに注目しないわけにはいかん、と。

 

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元々十分に成績で牽引していたギータです。表情もいつも明るいし、ファンサービスも良いし、これ以上何を望みますかという感じ。それでもあえて新監督が肩書きを与えたのは、チームにも本人にも何か新たなプラスアルファが生じる、という確信があったからでしょう。そのプラスアルファを見届けたいですよね。


実は結構重要な役になるかも?。今まではどんな時でも、チームの雰囲気に一定のテンションを維持してきたのがソフトバンクの底力。けれども、とうとう上昇せずに終わった昨年から、ムードメーカーであるマッチ(松田)の年齢や不調を想定する必要が出てきたり慶三さん(川島)が移籍したりして、今までのスタイルは保てなそうな気配がほの見える。誰かが今までのスタイルを引き継がなきゃね、それが伝統だから(キリッ)。そう考えても、簡単にことは運ばないのが転換期。今年は新しいムードメイクの方向を模索しておく必要が出そう。

 

そんな変わり目のキャプテンの動向は、たとえささやかなものでも今後のムードメイクの流れに影響を与えそう。今のソフトバンクの若い選手たちは、強いチームのレベルに追いつくだけで精一杯。周りを見る余裕もなく、自分の調子次第で沈んだ雰囲気になったり、盛り上げるのを忘れたりしてしまいがち。きっとシーズン中にはハッパをかける必要も出てくるでしょう。その時、新キャプテンはどんな手法を選ぶのか?

 

小久保、内川と、厳しくストイックな選手が務めてきたソフトバンクのキャプテン。朗らかであっけらかんとして鷹揚なギータは初めてのタイプ。克己心で強くなっていた時代とは違う雰囲気、若い世代の選手たちに合った新しい雰囲気で強くなる道を拓くチャンスです。新監督もそういうものを内心期待しているようにも思う。

 

楽しみですね。もちろん、まずは自分がプレーで頑張るのでしょう。それから、クリやら甲斐やら千賀やらに仕掛けさせることもありそうですね。意外な若手にムードメーカーの才能を見出すこともあるでしょうか。緩みを感じた時に厳しい言葉を飛ばしたり、皆を集めて心掛けを説いたりするようなことがあれば、それまた新鮮な驚きです。大尊敬する王会長のように思わぬところで強烈に効くゲキを飛ばすのか?、はたまた目指すところという達川元コーチのように、ブツブツおとぼけお喋りで迫るのか?。

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なーんにも考えていない天然野生児に見えて、意外に感受性は鋭く、若手には優しいギータ。運の流れにも敏感ですから、チーム状況の流れを無理に昔に戻そうとはしないような気がします。これからはお前らの時代になっていくんだから、と、若い選手の自覚を促していきそうとも思う。でもわかりませんね、こればかりは。何よりもまず、今年は勝ちたいでしょうしね。予断を持たず、キャプテン・ギータの奮闘を見守りたいと思います。

 

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2021年オフ〜2022年3月

2022.3.15up 5.2更新

2021年オフ

昨年はオリンピックにも出場してフル稼働。最後は満身創痍で、もうどうにも動けないと試合を欠場するほどでした。と、いうわけで秋季キャンプは不参加。体と心を癒すことに努めます。

 

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そうは言っても12月に入ればイベントが目白押し。仲良しライバルのオリックス・吉田正尚との対談もありました。同じメーカーの道具を使用しているのですが、この対談に出てくるバットの素材の木材の話、からの、正尚ギータの裏をかいて確保のエピソードが面白い。

sportiva.shueisha.co.jp

baseballking.jp

 

その後はNPBアワードで、”毎年恒例” ベスト9の表彰式。ギータと正尚がいるパの外野でベスト9に入るのは至難の技ですね。そして、すぐに契約更改。本人的にはやや不満が残るものの、低迷したチームの中で孤軍奮闘と言っていい成績。アップ額は微小ですが日本人最高年俸となりました。

 

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2022年1月

新年早々から人気者はインタビューがいっぱいです。お正月は家族とゆっくり、ではなく動き回る方だというギータ。ボートレースや初詣、子供さんの相手などするとのこと。プライベートの時間をなんとか確保しながらも、たっぷりお仕事も入っています。人気者は大変です。やはりインタビューでは、キャプテンに関する質問が集中。同じよう内容が多いのでいくつか紹介しておきます。

人生初主将就任 気負わず“ギータ流”で日本一奪回誓う ソフトバンク・柳田新春インタビュー(1)― スポニチ Sponichi Annex 野球

 

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鷹・柳田悠岐が"真面目宣言" 人生初のキャプテン就任「変えるべきところ変える」 | Full-Count

 

松の内が明けた頃から、日本ハムの清宮やロッテの安田など、志願してきた他チームの若手も引き連れて佐賀の嬉野で自主トレ開始。昨年の疲労もすっかり抜けたようで、ガンガン打ち込む姿が伝えられます。

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※↓和子さんのキビしいツッコミもあるインタビュー


特に今年は、他チームで主砲を期待されながら伸び悩んでいる清宮と安田を引き受けたことが注目の的。彼らのギータに向ける憧れの視線は動画でも伝わってきます。頭が固めでビッグボスにひと言言われただけで頭がそれでいっぱいになる清宮には、別の視点をアドバイス。本を読めと言われてジャンプを開くギータの柔軟性、伝染して欲しい(笑)。そして、けしておだてたりはせず、今のところ刺激はないなどとキビしいことも言うけれど、お兄ちゃんのようなギータの眼差し。若手にはとことん優しいギータ。


※↓安田についてコメントするギータが優しい

stadienne.xyz

 

鷹・柳田、減量中の清宮に「いっぱい食え」? 自主トレ初参加、珍指令の真意は… | Full-Count


鷹・柳田が"敵に塩を送る"理由 なぜ他球団の若手を自主トレに受け入れるのか? | Full-Count

 

他にも、ギータから取材陣への温かいうどんの差入れなど、ほのぼの話題で盛り上がっていましたが、ここもコロナにやられました。安田やスタッフが発症し、ギータも無症状ながら感染が発覚して隔離となります。ソフトバンクの九州自主トレ組はこの時期、災難が続いて心配されました。


新型コロナ: 柳田悠岐や清宮幸太郎らがコロナ陽性 プロ野球合同練習: 日本経済新聞

 

しかしその後は特に問題も起きずに隔離期間を終えます。体がなまらないようホテルの中で動いたりしていたそう。スマホやSNSがある時代で良かったですね。そして、無事に自主トレ再開。年末には、来期への思いを語ったインタビューが公開されています。

 

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ソフトバンク・柳田悠岐インタビュー 弱さを認めて、強くなる「優勝して監督を胴上げしたい」 | 野球コラム - 週刊ベースボールONLINE

 

2022年2月

キャンプはコロナ隔離の影響もあり当初は筑後スタート。で、最初の重大ニュースが大事なキャプテンマークへのクレームでございます。目立つところですからね、気になりますよね(笑)。練習はというと、最初はまだまだ感覚が掴めなかったようです。動画を見るとストレス解消に振り回してるのかというぐらいのフルスイング。それだけで絵になって楽しませてくれますね。そして、練習する後輩を励ます姿もキャプテンらしいと評判に。

コロナ明けの鷹・柳田が初の2軍施設でキャンプイン 「1日という感じがしないです」 | Full-Count

 

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ソフトバンク・柳田、打撃練習に渋い表情「あまり練習にならなかった」 - サンスポ

 

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第3クールから宮崎に合流しましたが、Cマークを無事修正してもらえたユニフォームで参加できました。解説者の里ちゃん(里崎)から、視察に言ったらいつものソフトバンクの活気がなかったと言われていた宮崎組。マッチとギータの合流で一気に雰囲気が変わった模様。監督からもお褒めの言葉。ギータはチームのアポロ神。

鷹・藤本監督「偉大ですね、柳田さんは」 キャプテン合流で雰囲気一変 | Full-Count

 

バレンタインデーには、サプライズ企画で見学に訪れたファンに選手が手ずからチョコを渡したらしい(コロナ対策でビニールカーテン越し) 。この様子には、日本ハムのビッグボスも、ファンが嬉しいだろうなあとインスタで反応したらしい。くっ、めちゃくちゃ羨ましいぜ。

 

※↓チョコ渡しを褒めつつ煽るボスコメ
新庄ビッグボス「開幕戦はぶっ倒す」打倒ソフトバンク、柳田封じを誓う/野球/デイリースポーツ online


練習はすこぶる順調。元気いっぱいな様子が連日のように報道されます。まあ、スターですね〜、本当に。何をやってもカッコいい。絵になる。

 

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28日にはキャンプ打上げで無事完走。満足感を語っています。そして、あらためてホームラン数へのこだわりも。キャプテンとしては「何もしていない」と言っていますが、去年終盤の体調やコロナ感染などにも関わらず、キャンプを久々に順調に進めて乗り切ったということ自体が緊張感の表れだったのではないでしょうか。

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いつもと変わらぬ明るさだけど、言葉や行動の端々から、チームの成績、自分の成績への巻き返しの気持ちがひしひし伝わってきています。今年はどうぞ、痛いところのないギータで1年過ごしてほしい。そして、タイトル争いでパ・リーグの凄腕打者たちとデッドヒートを繰り広げてほしい。そんな願いは言わずもがな。キャプテンはやるぜ、と期待は膨らむ一方です。

 

2022年3月

今年はキャプテンに任命されたギータの3月。まずは2日、オープン戦初打席で初球ヒットと幸先よく始まりました。緩い球をしっかり捉えてのゴロヒット。「キャ、キャプテン?」と心配していたらしきパテレは明るい様子に頬を緩めた模様。

hochi.news

youtu.be

 

彼にしてはちょっと地味な初ヒットでしたがそこからがサスギー(さすがのギータ)。次々と「初もの」が続いていきます。4日、初長打と初打点。

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11日に初ホームラン。右手1本の「初変態打ち」でもありました。

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19日には初死球。五輪ジャパン後輩で由伸との仲良しぶりが可愛かった広島の森下くんからの洗礼に思わず絶叫。痛そう😅。

www.sanspo.com

 

 

こんなに事細かにニュースに取り上げられるのも、やることなすこと華やかで絵になるスーパースターゆえ。とにかく一挙手一投足が楽しい。DH俺より千賀の方が、、、なんて軽口も出ていた模様。

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オープン戦では3割キープし、「キャ、キャプテン?」と心配していたらしきパテレもひと安心。22日には開幕間近の状態について心境を語りました。とにかくケガなく、と繰り返すところが印象的。

 

youtu.be

 

そして24日は、開幕前日の心意気。ファンにとっては挑発っぽく聞こえたビッグボスの「開幕は遊びます」発言についても、「僕も遊べるように楽しみたい」とサラリとスマートに切り返すサスギー。

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余談ですが、25日にはCM登場のニュースもあったりして。ナチュラルにいい味出しとります。イケメンです。

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そして迎えた開幕戦は、初打席で二塁打。26日にはタイムリー。チームは開幕8連勝と波に乗りました。塁に出た時に、一緒に自主トレしてこの日やっとホームランが出た清宮に何か声を掛ける兄貴の顔も覗かせます。

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ただ、その後はポツンポツンとヒットは出ますが、3三振する日もあるなどちょっと調子が上がりません。ギータの開幕は、打率1割台と少々低調なスタートとなりました。けれども、そこはサスギーですから。きっといつの間にか調子を上げて、打撃部門上位に名を連ねているに違いないですね。すこーしのんびりスタートな3月ギータでした。