フィールド オブ パリーグ           -パ主義野球ブログ-

なが〜く愛してきたパ・リーグをゆる〜く語るブログ、フィルパリです。

【いざ開幕!🌸】フィルパリ的パ・リーグ6チームウォッチ【ワクワク🩷】

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 ちょっと記事アップをおサボりしてる間に、あっという間に来ましたねー。
 いよいよ今日は、

プロ野球開幕〜!

 今週初めにはパ・リーグ3試合中2球場が雨予想80%だったけど、そちらも午後には回復の模様。無事に開催されそうですよ、ありがたいことに(強風吹いてるのが心配だけど……)。ああ、また今年も野球が彩ってくれる毎日が始まる。ワクワクですねえ。

 ということで、開幕を前に、パ・リーグ6球団がどんな様子か直前ウォッチしようと思います。今年はやっぱり混戦必至かな、と思うので順位は全然見えません。つーか、この時期の順位予想って意味あるのかな?とさえ思うw。

 なので、あそこはこんなとこがいいなあ、とか、ここは少々不安かな、とかを徒然なるままに書いていきましょう。それでもきっと、始まってみればすぐにびっくりすることが起きるに違いない。醍醐味ですね。

 今年のスタはキャンプ含め観戦などがハムに若干偏っておりました。けれど、それでも各チームの気配は受信していましたから6チームとも書いていきます。順番は去年の順位で。皆さんがそれぞれのご贔屓につき、そんなこたぁない、ってところがあれば、またコメントなど入れて教えてください。

 では行きましょう!。

 

 

オリックス

<投手>

・先発陣やる気満々
 昨年ローテから移籍で2枠開いたということで、自分が行くぞという選手がひしめいてます。他チームから見たら宝の山で余裕綽々。うらやま〜。たぶん、当初の投手がイマイチになっても「ならこれは」「じゃあこれで」って次々カード切れるんですよ。たまったもんじゃありませんよ(他チームの心の声)。

・補充バックアップ体験が豊富
 才能軍団の投手陣とはいえ、1年通したの活躍未経験者が増えるのも事実。だけれど、とにかくこのチームは取っ替え引っ替えで好調選手を1軍に送り込む体制が盤石。ファームのメンテナンス力と1軍のフォロー力で、上がった選手はきっちり活躍させていく。そういう選手補充のバックアップ成功体験を3年積み上げてきてますからね。その部分の懸念が少ない。これはすごい強みです。去年活躍の中継ぎ陣にやや疲れも見えますがちゃんとカバーしていくでしょう。

 

<野手>

・ベニー覚醒、ラオウ安定
 
ここまでの所、野手の方も順調に調整できている模様。特に目立っているのがベニー(紅林)の充実ぶり。オープン戦では、「打撃のコツ完全に掴んじゃったウフフ♪」みたいな雰囲気を漂わせまくってました。ラオウ(杉本)だって「力み?何それ美味しいの?」ってなミート打法で打ちまくり、「ホームランはその気になればいつでもいけますんで」と思ってるような余裕さえ感じさせる。他の選手ももちろん大事ですが、このふたりが安定するってすごく大きいことな気がしますね。

・選手の役割自覚力
 ここの所、オフにぐんとレベルアップする選手を出してくるのですが、今年も着々と底上げしてるよなーって感じさせます。去年の頓宮までは行かないかもだけど、今年は廣岡とか準レギュラー選手が力をつけたっぽい感じ。その層が力をつけて、その時々で与えられる役割をきちんと果たしたらめっちゃ強みになるはずなので、そりゃあどんどんしぶとくて負けないチームになりますよね。

<総合>

・3連覇の余裕
 覇者と呼ばれるにふさわしい雰囲気が選手一人ひとり身についた感じ。やらなきゃいけないことを知ってるし、できますよ、っていう雰囲気がありますね。投手にも野手にもそういう選手が多ければ、新しい顔ぶれの選手もすぐ感化されますから。それは連覇を経験してきて醸成された空気なので、未経験チームが醸し出そうとしてもなかなかできるものではありません。そういう意味で、大きな戦力が抜けても混乱する心配が少ない、と感じさせます。

・現状捕手勢の調子
 ここまでで無理に懸念点を探すとしたら捕手ぐらいかも。特に友哉(森)がオープン戦打撃不調で、ケガ以外ではこれまでなかったくらい打てずに終わりました。彼は成績もやや隔年気味だからちょっと心配。とはいえ悪い年ったって並み以上ですからね。監督が立ち直らせるでしょう。あと、友哉とケンケン(若月)のふたりは同じタイプで、投手がいいと抜群だけど不調の時根気がなくなることがあるので、投手の顔ぶれが変わる今年はバイオリズムを去年以上にカバーし合ってほしいと思います。

・対戦
 去年は不得手なチームが無かったことで独走しましたが、今年は去年の下位チームも補強してて、同じようには行かない感じもあります。でも、以前にギリギリの勝負を勝ち抜く経験もしてるのでゲーム差が詰まっても慌てなそう。また、人気が出たからか地方開催試が他チームからも含めすごく多く組まれてます。その辺も乗り切ってWWしたいですね。
 

ロッテ

<投手>

・種市の自信
 みまっち(美馬)が調整遅れ気味っぽかったり、やや先発の頭数に不安もある中、去年秋のアジチャンで種市が自信をつけたのがありがたいですよね。どっちかっていうともっさり顔系無表情するタイプなんですが、明らかに胸張ってる感じが出てきたんで、今年こそ年間通してローテ支える役目を果たしてほしい。朗希と共にポイントになる選手ですからね。

・毎年見せるやりくり力
 とにかく投手のやりくりが上手い、というのがロッテで毎年感じること。現状で手薄だなって思われるところがあれば、途中の補強でピタッと穴を塞いじゃうんですよ。中継ぎ投手なんて、雨漏りしそうとなったら雫が床に落ちる直前にサッとバケツ置いちゃう感じですよ。この、現場の要求と編成部の調達力の連携は強みです。だから、若干の不安などが見えても、一番現有勢力だけじゃ推し計りづらいチームですねー。

 

<野手>

・ポジション大変更
 内野レギュラークラス選手たちの守るポジションを大幅に入れ替えて臨みます。今の所は綻びはほぼ見せず、みんなちゃんとこなしてる感じ。あとは、それで成績アップした(打撃でも守備指標でも)っていう結果が出てくればやった甲斐があるというもの。

・オジサンが頼れる
 監督のオープン戦までの振返りで、外野が結局オジサン頼みになりそう、というコメントがあったけど、頼れるくらいベテランが元気ってことは助かりますね。安定して元気なオジサンたちに張り切っていただき、疲れが見えたら若いもんが間隙を縫って頑張る。まずはこれで行きましょう。外野の若いもん、しっかり〜。

 

<総合>

・正直華やぎに欠けるも通常運転
 キャンプまでは朗希騒動で盛り上がったけど、オープン戦ではどんけつ争いでだんだん話題もいつもの地味さを取り戻した感じ。でもそれが味わいなので、通常運転とも言えます。外国人選手の戦力補強もしてるんですけど、なんか戦力の構造が毎年常に同じ感じだから鮮烈なインパクトはないんですよねー。ケガ人もぼちぼち出てるけど、そこも逆にいつの間にか例年と同じ程度のカバーされるのかなーと思えたりしますね。

・何はともあれ朗希
 パーっと世間の目を惹くのはやっぱり朗希。彼で勝つことがチームの通常運転のアクセルになるので、安定して、そして今年こそ1年通してくれないと困りますね。オフに色々あったので力んだり無理したりする可能性もあると思うので、上手に制御していけたらと思います。

・対戦
 去年はすごく上手く戦ったんですよ。上には弱いけど下からはとことん取り立てる、みたいな。去年の記事では水野忠邦天保の改革スタイルって呼んでたんですけど。さらに言うと、各チームからのマークがあまりキツく無かった感がある。相手がローテの谷間とかが多く、ガンガンエース当てられるなんてことも免れてた感じ。そう言う形で、障害物競走で上手に網をくぐる2番手っぽいしたたかさで2位に飛び込みました。今年はそこまで下位チームからの取り立てはできないんじゃないかな、と思いますので、どうやって貯金をやりくりするかが見どころかも。

 

ソフトバンク

<投手>

・打線のカバー力の安心感効果
 先発投手が弱いと言われ、まだそこは解決されてない感じ。でもでも、でもですよ。そんなちっせえ話はいいんだよ!と言わんばかりの打線ですよ。どう並べたって「パーっと投げろ、パーっと!、ちょっとぐれえ打たれたってこっちがカバーしてやっから!」っていうメンバー表になるんですよ。もしひ弱な投手が投げたとしても、その安心感で力が落ち着ける可能性が高いですよね。

 

<野手>

・強打者揃い
 見るのもイヤやわ(他チームの心の声)

・クリ、アキラ
 中心打者勢ももちろん凶暴(他チームの心の声)ですが、やっぱりクリ(栗原)が戻ってきたのが大きいなあと思うんですよねー。本当に元気に動いててくれて嬉しい。もちろん彼も波があるタイプで1ヶ月おきみたいな所がないわけじゃないけど、効果的なヒット打てますしムードメーカーですからね。さらにアキラ(中村)が控えとか凶悪(他チームの心の声)にも程がある。ケガ人出た場合でも内外野とも入れられて戦力ダウンしないですもんね。

 

<総合>

・いけるぜ感満々
 まずはオープン戦を久々に優勝し、強烈補強が伊達じゃない所を見せつけました。主力選手がみんなちゃんと順調なことが何よりです。投手も言われるほど悪くないよ、なんとかなる範囲でしょ、とも思わせました。やっぱり優勝候補だよなあ、とみんな再認識したと思います。勝負所の競り負け癖などを小久保新監督が払拭できればめちゃ強いはず。

・でもやっぱりケガ不安
 去年までのコロナに代わり、今年はインフル罹患が相次いで心配されたけど、野手主力メンバーなどはなんとか健康に乗り切ってきた模様。だけど、早くから仕上げてるからなおのことなんですが、どうしても例年同様チームに痛手なケガ人は出そうだなあと、申し訳ないけど予想します。とにかく今から体のケアと対策は打っておいてほしいです

・若手起用
 永遠の課題の若手選手抜擢。オフもファームや育成の選手が散々苦言を呈されましたが、オープン戦では一応数人起用されていい所を見せました。結局試合に出るのはいつものメンバーだろうな、という感じではあるものの、監督が早いうちからマメに起用して場数を踏ませておけると、いざという時の出場でギクシャクしないですみそう。

・対戦
 一昨年、昨年あたりは、投手のぶつけ方など見ても完全にオリックスをターゲットとして戦っている感じ。ただ、去年はあまりにオリを意識し過ぎたからか、他でポロポロ取りこぼしたんですよね。だから、あまりムキにならずに星取表を安定させてくのが大事かなあと思っています。
 

楽天

<投手>

・地味ながら端正
 オープン戦後半、投手陣が揃って好投。マーくんがイマイチだったけど、他の選手たちは大体目処が立った感じ。守護神・則本もすんなりハマっています。地味だけど、先発から中継ぎ陣は端正に揃えられた模様。まあこの時期に細切れで投げているから相手が打てないというはありますが、それを差し引いてもとりあえず安心できます。ただやっぱり少し先発不足。ゴタゴタの心配が無くなった投手陣。何人安定していくかがポイントですね。

・荘司、早川
 この2人ができるだけ長く安定していてくれないと先発大変困ります。荘司は去年既に1年投げ通した上後半もバテないタフネスで、今年もここまで多少のケガにもケロリとしており、2年目のジンクスなんて辞書に無さそうなほど順調なのが頼もしい。問題は早川ですよねー。今年こそバテないようにしないとエースを荘司に奪われちゃう。しっかり1年通しで活躍してほしいです。
 

<野手>

・しまーち、もぎもぎ
 しまーち(島内)ともぎもぎ(茂木)がオーダーに戻ってきました。もぎもぎはオープン戦の調子今ひとつですが、しまーちは絶好調です。もぎもぎは戻るのにもう少し時間がかかりそうですが、ふたりが普通の調子でいればそれだけで選手層の厚みが変わるし、ほんとにイケズな打線が組めますね。

・9697組
 何はともあれ、96年(小郷、伊藤、辰己)97年(村林、渡邊)組の野手たちが安定してくれなくちゃ、ですね。去年後半、オゴちゃん(小郷)落球→コブちゃんサヨナラ弾→オゴちゃん涙の試合後、彼らが覚醒したように打ちまくって、俄然繋がる打線になりました。一昨年くらいまでは、彼らのうちの誰かがその時調子が良ければ繋がるって感じ。だけど去年は、全員揃って安定したらすごく強いぞってことを後半で体感したと思います。彼らが今年も安定し、しまーちやもぎもぎが入り、あさむー(浅村)が楽に打つ、なんてなればめちゃ怖いチームですよ。 

 

<総合>

・去年秋の連帯感の持続
 去年、前半に内部不和のゴタゴタがあって沈んでいたのを終盤急激に盛り返せた大きな要因は、「連帯感」だったのかなと思います。今年もその連帯感を、必ずあるチーム不調時にも忘れずに抱いていければ、下馬評なんて翻せますよ。スタは去年前半、現地観戦でベンチを見て、選手同士のわちゃわちゃが全然無くて変だなあと感じましたが、後半すっかり変わりました。ゴリ(今江)監督はムード作りがかなり上手いと思うので、連帯感を継続させるだろうと期待したいですね。

・下がり幅注意報
 去年は後半上り調子にできたけど、どちらかといえば例年は後半急降下が多い。前半にしろ後半にしろ下がる時が極端で、上がり分を結局プラマイゼロにしちゃう感じ。主力が疲れたり抜けたりすると代わりの務まる選手が少ないのかも。今年は抜けた選手も多いから、なおさら監督とコーチのやりくり手腕が大事。

・対戦
 去年はあんなに不調な時期が長かったのに、勝敗はひとつ負け越しただけなんですよね。苦手はオリックスと西武くらいなんだけど、なんかカモと苦手の作り方が上手くないかもしれません。そして急降下癖があって立て直しが利きづらかったり、順位に関わる大事な試合で負けちゃったり。新人監督がこの辺りに対応していけたらいいですね。

 

西武

<投手>

・トップクラス陣容
 先発も抑えも軒並み実力派の顔ぶれで、今年のルーキーたちも即戦力タイプが多いし助っ人選手も今の所安定感あり。評論家諸氏からも高い評価。特に3本柱は夏のベルドでバテないどころか調子を上げさえする鬼体力なので、打線と噛み合いさえすれば1年通しての好結果も期待できます。みんな個性が強いのも魅力。どの投手もまだ、思わぬ崩れ方をしたり接戦を凌ぎきれずチームの流れを止めちゃうことがあるので、迂闊さや脆さの食い止め力が高まると全体が浮上できそう。

・ピロシ
 思わぬ形でやってきて、負けじ魂を底抜けに明るく発散する漢気(おとこぎ)で、投手仲間を触発しまくっているピロシ(甲斐野)。おかげで後ろがものすごく厚くなりました。ケガで恐る恐る投げていた頃の痛々しさはもうすっかり消え失せて、思う存分腕を振ってるのが嬉しい。きっとルーキーの頃のように気持ちを全面に出した投球を見せてくれることでしょう。

 

<野手>

・打線しだいだよpart1
 期待いっぱいの投手陣と対比して、必ず指摘される打線非力問題。どうしたって大砲不足。なんだかんだで骨牙(栗山中村)頼り。これらをどうにかしなきゃ始まらない。でも、今年もそう簡単に解決するのは難しそうな気配です。新助っ人のアギラーは良いコンタクト力を見せるけれど、ホームランをバンバン放つまでには時間がかかりそう。べっけん(渡部)はもっとかかりそう。一発が少ないなら打線をつながらせる選手がたくさん必要です。いかに調子の良い選手を並べるか、監督の見極め力にかかってきそう。 

・復活選手の元気は希望
 オープン戦でレギュラー陣がちょっと元気なく心配される中、復活組が大活躍。去年ほとんど出番がなかったネコ(金子侑)が連日安打で猛烈アピール。さらに、大ケガで3年間苦しんできたガクト(若林)も、鮮烈インパクトのルーキー時代を彷彿とさせる好守備連発。もしこの韋駄天ふたりが持ち前の能力を発揮すればチームはグッと活気づいてきます。また、不調で育成に落ちたブランドンも打ちまくり、先日支配下に戻りました。こういう不屈の選手たちの元気は、打線を活性化させる希望ですね。

 

<総合>

・投打を噛み合わせる

 投手と打線の力量に差がありながら勝つチームもないわけではない。連覇最初の頃のオリとか完全に投手力先導でしたものね。西武はいつも猛暑の頃強くなるけど、それは先発陣が暑さに強く、打線が夏バテな相手投手を打ち崩す率が高まるからだと思うんですよ。そういう良い噛み合わせの試合を真夏以外の時期でももう少し増やしたい。投手陣は我慢が多くて大変だけど、なんとか味方より少ない点数に抑える。打線は味方の投手が我慢できてるうちに、相手の良い投手からなんとか点をもぎ取っていく。新戦力や復活組が一助になってほしい所。

・増えよ動かせるコマ
 松井監督は、あまり奇策と取ったり選手をコロコロ変えたりはしないイメージ。でも、野手でも投手でもレギュラーやスタメン組がどよ〜んとする時は絶対あるので、交代して雰囲気上げてくれるコマが増えてほしいですよね。Aクラスになるチームって、わ!あいつがいたか、と思わせる選手が多いですから。安定性でも意外性でもツキを持ってるタイプでも良いので、相手にイヤな予感を抱かせる選手が増えるといいですよね。

・対戦
 去年はオリとロッテに大きく負け越したのが響いたので、とにかく苦手チームを作らないことが大事でしょうかねー。最下位になった2021年は1位オリと3位楽天が苦手。大の苦手を複数作るのが良くないっぽい。特に先発の投げ合いになりがちなオリに根負けしないことが大事なのかも。

 

日本ハム

<投手>

・他所に引けは取らぬ陣容
 いい投手陣なんですよね。だけど、1点2点のちょっとずつを相手に多く得点させちゃってるわけですね。そこはもうみんな十分意識してると思うので、しっかり試合展開を見据えて余分な1点を与えないようにしていってほしいです。

・ファーム力
 なんだかファームのメンテナンス力が上がってきてる気配があります。育成の福島がオープン戦で良い投球を見せ、開幕直前に支配下になったけど、上で投げさせてもオタオタせずに力を見せられる投手がちらほら。下にいる有望株が今季中に上がってくると相当楽しみな感じ。

<野手>

・打線しだいだよpart2
 投手はいいんだから問題は打線なんよ、という点が西武と同じ。でも今年は去年よりだいぶポジれそう。なんたって会長(松本)が元気なのが一番のポジ要素。活躍2年目懸念があったまんちゅう(万波)やグワチョ(アリエルマルティネス)も大丈夫そう。その他にもかなり去年より上がったと思える要素はあるので、あとはやっぱり全体的なしぶとさの継続が課題ですかねー。投手と同様、相手よりとにかく1点多く取る、を繰り返して行けるかどうかに注目ですね。

・内野守備ちょっとアップ
 去年は本拠地エスコンのグラウンドという予想外の敵が出現して、一気に雰囲気がシュンとなったけど、そこは少し改善された模様。球場側も土や芝生の形態を手入れして扱いやすくしたし、去年秋に守備特訓キャンプした甲斐があった感じ。まあそれでも、相手チームのほうが上手いじゃん、みたいな場面もちらほらなんですが、ひとまず「守備ボロボロ」が無いよう、期待したいですね。

 

<総合>

・戦力向上感
 昨年オフはエスコン経済効果と太っ腹オーナー着任のおかげで、ハムにしては前代未聞の大補強ができました。さらに、選手もかなり目つき鋭く意欲を表せるようになってきたように見えます。だいぶ 個々の選手が向上した感じは伝わってきますね(去年が日弱過ぎという点は見ないふり)。チームの調子が悪くなった時でも焦らず1年通して安定できる選手の数が増えていれば、順位を上げられるということかと思います。

・根本的な部分
 技術が向上してもなかなか簡単には変えられない所ってあるじゃないですか。いわゆる勝ちグセなんかもそう。調子に乗れば強いけどシュンとなったら大連敗、とか、一度沈むと浮上できない、とか。こういう所を無くすのが難しい。たぶん、勝負どころをかぎ分ける嗅覚、そこで硬くならずにチャンスをものにできる強メンタル、試合が動かない場面で自ら崩れない忍耐力と集中力、といった辺りを鍛えていければチームが変わって行きますね。監督の、何かしら変えたくて仕掛けたくてウズウズしちゃう性分も変わることはないだろうけど、勘ピューターを研ぎ澄まし場面を厳選していけたら、いいほうに回るかと思います。 

・対戦
 5球団全部に負け越しているので、まずはとにかくどこかに勝ち越して行かないと話にならない。戦力の具体的で冷静な分析をし、幹部も選手も共有してここには負けないという気持ちで戦い、実際に負けないこと。勝ちグセってそういうことだと思うので。目の前の1試合を勝つということも大事だけど、壁に対峙したら、あちこち叩くより1点集中で叩いてたほうが穴を開けやすいですからね。穴が開けばそこから広げて行きやすいってわけですね。

 

まとめ

いかがでしたか、フィルパリ的パ・リーグ6チームウォッチ。順位づけや相対比較しないのでちょっと無難になっちゃいましたかね。でも今年は本当に、始まってみないとわからんな、っていう感じで各チーム仕上げられたなと思うので、とにかく楽しみしかありません。選手もみんな、ケガなく力を存分に発揮していってほしいです。

ではでは皆さん、いよいよ始まるプロ野球、存分に楽しみましょう!

<参考資料>

npb.jp

baseball-freak.com