フィールド オブ パリーグ           -パ主義野球ブログ-

なが〜く愛してきたパ・リーグをゆる〜く語るブログ、フィルパリです。

【振返り】オリックスvsヤクルト日本シリーズ第1戦【オリ神懸かり発動】

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いやはや、いきなり神懸かり試合をやってくれちゃった〜。凄いなオリックス。
CSを乗り越えシリーズ行まで行くパのチームには、野球ドラマの霊が憑く。
オリもしっかりそのパターンを踏襲したようです。

 

●総評

正直言います。
前回の記事で極端シリーズ予想を書いちゃったスタは、8回裏が終わったところでもう、振返り1発目のタイトルは「申し訳ございません!」だな、、、って思いました。
だからあ、シーズン順位のオリBクラス予想もヘタレで後悔してるんだから。
一度ポジった後にぐらぐら揺らぐな!っちゅうことですわね、まったく😅。

 

stadienne.xyz

 

でもでも、思っただけで謝罪書くのは我慢したんです。
ちゃんとね、気持ちを奮い立たせました。
いやまだ9回裏があるじゃないか。
諦めちゃあおしまいよ。
今年のオリならまだいける。


いけますよ、きっと!
なんとか同点に追いついて、、、、、、。

 

うん、ポジ予想も同点までだったなあ、9回裏の行く末。
そして内心は、バッテリーの残りメンバーで延長戦を切り抜ける姿を想像し、ゾッとしました。
「、、、果てしなく険しい道のりだ、、、」

 

たまりませんね、本当に胃にこたえますね、中嶋監督の采配。
山本由伸なら7回までは行く、と踏んで中継ぎ投手少なく登録したのでしょう。
昨日の由伸は決め球ことごとくボールになって、調子悪かったですね。
監督も予定が狂ったと思うんですが、そこからが凄かった。

 

●中嶋監督びっくり采配の数々。

  ※( )内は後から思い当たったこと。

①安打が出てる若月も早々交代、からの代打モヤホームラン。
(まあ、既に一日分のいい当たりストック消耗、という判断はわかる)

②調子下降線の一途としか思えぬヒギンス続投。
(確かにこんな場面で出される投手も辛いし、少ない中継ぎの無駄遣い)

③8回裏の2死1、2塁のチャンスで、迷いの見えるラベロに代打なし。
(投手ちょっと荒れていたし、ここで代打ジョーンズかと思っちゃいました。
 目先の1点に迷わず、9回裏の打順や相手投手の緊張を予測するのが凄い。
 実践不足できつい試合に臨んでいるラベロの苦労への思いやりも凄い)

④9回裏、2番手捕手伏見に代打ジョーンズ。残り捕手頓宮だけなのに。
(同点延長で頓宮ー増井?のバッテリーとか、と目眩がしたけど、あの親分は、
 この回で決めに行く、先のことは先のことという割り切りが凄まじかった。
 その気合いが選手に乗り移った。作戦に熱くなれる宗には特に響いたかも)

 

なんというか、監督が何か作戦を繰り出すのを、選手たちがワクワクしながら待っているような雰囲気ですよね。選手の誰もがその作戦のコマになりたがっている。
もうちょっと早くから決めて安心させてくれよ💦とも思うけど(笑)。
「最後の最後まで目を離せない」が、今年の勝利スタイルになっちゃうのかな。
盛り上がって楽しいけど、いや、しんどいわ、ファンは(笑)。

 

●良かったポイント

①大体の野手に当たりが出た。特に1、2番とベテラン。
(奥川君素晴らしかった!かわいい〜。彼から、そして中継ぎから、初戦にも
 かかわらずヒット打てた。福田、宗、T、安達、が打つのは特に大きい)

②ベニー(紅林)のラッキーボーイムード継続中。
(シーズン最終盤から、「何かが起きるのはいつも彼からモード」に入ってた。
 CSで途切れたと思いきや、日シリの初戦でこれとは恐れ入った19歳です)

③誰も打てない時のモヤ復活中。いつまで続くかは不明。
(ガス欠モードから満タンにして戻ってきた模様。日シリ中はバリバリかも)

④ハイネックのリョウ(吉田凌)、比嘉ちゃん、仕事人モード継続中。
(初舞台での劣勢ムードの緊張の中、雰囲気まで立て直す渋いガッツに惚れ直す)

⑤選手たちの「塞翁が馬諦観(前回予想読んで〜!)」継続中。
(9回裏の攻撃中、ニコニコしながらお喋りしてた山本由伸とTー岡田が象徴的)

⑥ヤクルトに、ノリノリモードの1回や2回で凹む相手じゃないと印象づけた。
(緊張して見えるだろ?けどね。ダメージ受けて見えるだろ?でもね。さすがに
 焦ると思うだろ?ところがね。見かけよりかなり図太いんだぜ、こいつら)

番外:四球選んでベンチに帰ってきたジョーンズに、ハイタッチで思いっきり手を
  叩かれて、「イテテッ!」って押さえていた梵コーチの無事を祈る。
  脱臼せんといてね〜(古〜い阪急ファンにだけわかるネタ。笑)。

 

●次戦の期待ポイント

①CS出れなくて口惜しかった宮城君のリベンジ快投。
 (緊張モードは通り越し、投げたくて目立ちたくてウズウズになってるはず)

②初戦1人だけ蚊帳の外で口惜しかったラオウ(杉本)のリベンジ打撃。
(誰かからの借り物打法が炸裂しそう。ガチガチ緊張も勝利でほぐれたはず)

③初戦慎重過ぎて打たれて口惜しかったトライ(伏見)のリベンジリード。
(若月と反省お喋りしてた。人一倍負けん気強い人。やり返す気満々のはず)

 

こんなところかな。
プロ野球の面白さが溢れ出た好試合だった初戦。
このまま、いい試合を見せていってほしいですね〜。
そして、パ・リーグ代表オリックスには、ずっとミラクル継続してほしい。
今日も楽しみです!