キャンプも中盤、そろそろ練習試合が始まってきました。今日の楽天vsロッテの練習試合では、スタがちょっと心配していた選手たちが活躍です。楽天の小深田大翔、ロッテの安田尚憲。どちらも順調でいい感じ、と思わせるバッティング。ああ、でもこの時期は「好調」の2文字はコワイ😅。魔物の気配が、魔物の香りが漂う、、、、、、。
小深田については、キャンプ初日の練習見た感想記事で懸念してたんですよ。特打ちしてたけど全然合ってなくて、晴れやかな顔がないって。でも、ここ2日の練習試合ではすっかり立ち直った打撃を見せてます。ひとまず良かった。
そしてロッテの安田はホームラン。快心の当たりでした。安田に関しては、今年1年見ていくZutto ウォッチングの対象で記事を書いてる。そして、打撃時の軸足乗せ具合課題でウォッチし、昨年秋キャンプから今年のギータとの自主練まで、まだまだだな、、、って感想を書いてる。それが、今日のホームランは「お、克服?」と思わせるようなところがありました。
【練習試合】
— パ・リーグ.com / パーソル パ・リーグTV【公式】 (@PacificleagueTV) 2022年2月15日
初球を仕留める!
千葉ロッテ・安田選手が2者連続となるホームランを放ち同点に追いつく!#安田尚憲 #chibalotte @chibalotte #パーソルパ・リーグTV
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ロッテ公式が出す動画でも、本人も軸足乗せすごく意識して練習してる様子が映ってる。そして「よっしゃー!」って吠えてます。どうも今日のホームランは努力の結実っぽい感もする。
苦労してるところを見てきた2人だからこそ、努力の成果が早々と出て良かったなあ、とホッとします。本人たちにとっても、手応えをこの時期に掴めてるのは大きいに違いない。キャンプもどんどん先に進められるし、色々試していけるでしょう。
が、しかし。
長年、この時期のニュースに一喜一憂してきたスタはたじろいでしまう。努力の成果が出るのが早々過ぎるのではあるまいか? どんどん先に進めていこう、色々試していこうとし過ぎて裏目ったりするのではあるまいか? ひと月なんてあっという間と言ったって、まだキャンプだし、、、、、、😅。
キャンプやオープン戦でとんでもなく打っていた選手が、開幕した途端にパタっと打てなくなるケースを星の数ほど見てきましたし。開幕した直後や4月の絶好調だって、5月の声を聞いたら形(なり)を潜めてしまう方が多いくらいなんですもの。もう、心の野球暦の季語ができてる。
春陽炎=キャンプからオープン戦、4月にかけての異様に好調なバッティング
だから、今日の小深田と安田のバッティングには、ひとまず安心するだけにしておきます。体がもっと疲れてきても、相手の調子が本格的になっても、実戦のプレッシャーがかかっても、それでも今の調子を維持したら、次こそ「絶好調!」って言いましょう。
こんなに早いこの時期に、「好調」とか「絶好調」の文字を見かけたら、スタは「おっと、魔物の香りが漂うぜ」と心に警戒アンテナを立てることにしています。プロ野球はまだ準備運動の時期。ワクワクしながらも、舞い上がりたい気持ちはグッとこらえて選手たちの鍛錬の成果をウォッチしていきたい、と思っているスタです。