スタです。西武ライオンズ の山川穂高 が昨日また足を傷めた様子です。すっごいホームランで沸いた直後のアクシデント。ファンの胸も痛みます。今回は左足のようで、昨年苦しんだ右足とは逆ですが、やっぱりあのねんざ の影響だよなあと思わずにいられません。
が、スタのケガ歴の始まりは酷いねんざでした。ひねった時は周りの言葉に返事できないくらい痛くて、シューズの紐をほどくだけで泣きそうでした。内出血が膝まで上がって滝のようになり、スポーツしてない友人は「なんか、足ドドメ色なんだけど」とドン引き😅。
でも、当時はあまりケガの対処法は学生レベルで浸透していなくて(アイシングさえ一般的でなかった)、とりあえず湿布して安静にしておく。で、痛みが取れたらなんとかなるだろうと思っておりました。
ところがです。このねんざってヤツは腫れや痛みが取れてもなんとかならない。ちょっと屈曲の動きをすると、また腫れが出る。少し体重のかけ方が片寄ると、またグネる。そのうちに、膝や腰まで痛くなる。こんな状態が半年以上続きました。もうほんとにしつこい。
油断すると、思わぬところから忍び寄る。ストーカーですよ全く。ケガのストーカー。
ケガの応急処置が一般的になってからは、ねんざのたちの悪さが知られるようになりました。バレーボールもケガの多いスポーツで、ちょっとやそっとじゃ同情してもらえず、骨折でも「ふーん」「あらあら」って反応ですが、ねんざは「うわあ、ねんざかあ」「大変だねえ、お大事に」と心配してもらえます。
山川も去年ほんとに酷かったんでしょう。なんとかなりそうなのに、どうしてもなんとかならなくて、辛かったろなあと思ってました。あの重量であの打ち方だから、どうしたって足への負担は大きい。でも、打ち方を控え目にしたら自分の能力は出せない、ということでの覚悟のフルスイング。
入団当時はおかわり君を見習おうとしたけどどうしてもできなかった、と言っていた山川ですから、試行錯誤は想像以上にやっているに違いないのです。自分の能力を出せる打ち方でケガもしないように、と色々考えて、オフに合気道習ったりもしたのでしょう。それでも、やっぱりケガの間支えていた方の足にかかる負担が、今出てしまったのかもしれません。宮城君の球に三振して膝をついた時も、左足がねじれるのを上手くかわしたように見えましたけど、疲れが蓄積していたのかな。
まだ開幕したばかりだし、他の選手も好調だから、とにかく今は、無理せず治してもらいたい。顔の高さをスタンドインさせたり、ワンバンしそうな落ちる球をヒットにしたり、やっぱり彼はパの千両役者。山川のキャラがないとどんなに寂しいかパファンは昨シーズン思い知りました。しつこいケガとの闘いはまだしばらく続くでしょうが、去年と違って今年は長い。あせらず万全を期してほしいと思います。
【資料引用 動画】
■パテレ 昨日のホームラン 森、松本らライオンズだけでなくファイターズ側も固まっている
■パテレ 豪快な三振(ちょっと危うい)
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