筆者のフェバリットプレーヤーのウォッチングです。当初1年追うつもりでしたが予想以上に大変で春で挫折しました💦。でも、この年の春の彼らの動きが詳しくわかりますよ!。
about him 早川隆久(楽天)
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予定では早川じゃなかったんです、楽天の1番目。去年一番記事書いたマー君(田中)かなあ、って考えたんですよねー。あと何人か頭に浮かんだけれど、早川はなかった。
だって、早川ってすごい優等生タイプの選手だと思ってたんですよ。投球も表情も淡々として、言葉も真面目一方だなーって。出てくる逸話もそういうのばかり。
■ストイックな早川をさらに進化させた小宮山監督とプロ入りした先輩のアドバイス 早川隆久(早稲田大)【後編】 | 高校野球ドットコム
掴みどころもツッコミどころも、どうもあんまり見つけられない。楽天公式動画でさえ早川いじり少ないもんな。ふざけたりすることもなく、着々と黙々とやるべきことをずっとこなしていきそう。1年目に露呈したスタミナ不足も克服して、きっと2年目もすいっと乗り切るだろな。
そんな風に思ってました。そんな風だと、フィルパリ的にはちょっと間が持てないんです。若手選手なのに、親戚のおばちゃんの気持ちもやりづらかったりする😅。それが、全日程終了後のアレで激変しましたです。楽天ファンの皆さんなら脳裏にすぐ浮かぶアレ。ファン全員を驚愕させたアレは、金槌で殴られたような衝撃をスタにも与えました。そして、その後の彼の変貌にも大変動揺しました。
、、、やばい、早川おもろい。
アレについては後ほど書くとして、とにかく早川ウォッチしたい願望が爆上がり。ああ、なんとしてもあの早川のままで1年通してくれますように。期待を込めて取り上げます。
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2021年オフ〜2022年3月
2022.1.15up、4.17更新
2021年オフ
新人だった昨年は9勝で、惜しくも2桁勝利ならなかった早川。規定投球回行かなかったから厳しいけど、2桁行ってたら伊藤(日本ハム)と共にNPB新人賞特別賞も貰えたかもしれない。昨オフの前半は、どっちかというと惜しかったところばかり話題になっちゃった。普通の年なら褒められる成績。だけど、昨年の新人王争いはハイレベルだったのでやむを得ないかな。
則本の煽り先輩ぶりがピリッと利いている。早川がバテて夏場に休んだ時も、則本や松井に結構言われてたっけ。でも先輩がちょい煽りしても、せいぜいニヤリと笑う程度の反応な早川。
そんな中で開催された運命のファンフェス。いやもう何を見るって、ルーキー渾身のワシ娘ダンス、これに尽きます。お遊戯かなんて舐めてたら、すごい大変そうなダンスでね。それをまあ、全員めちゃくちゃ一生懸命やってて、きっちり踊りきって。溌剌としてすごく見応えのある、楽しいパフォーマンスでした。
パフォーマーとして素晴らしかったのは、踊りがキレッキレだった藤井かな。そして、「えええーー!? 彼がここまで?」と、別の意味でたまげさせたのが早川。去年シーズン中に見せていた姿と違い過ぎて、我が目を疑う。ヒラヒラスカートを翻し、ニッコニコで踊っている。いやその明るいこと、楽しそうなこと。
またその後に公開された練習動画中の彼の様子がいいんですねえ。最初は例によって無表情なのに、だんだんにこやかになって。義務感以上に楽しんでいることがが伝わってきましたもの。
なんかねえ、ちょっとグッときたなあ。早川、もしかしたらこんなにただ楽しく体動かしたことって無かったんじゃないか。野球では、冒頭のスポルティーバのインタビューみたいに理論がずっと勝ってきて。ダンスで軸足拇指球だ股関節位置だ気にせず動くのが、とても新鮮だったんじゃないか。そして、初めて本当の意味でお客さんの視線を意識したんじゃないのかなあ。
今まで野球では、チームや自分が勝つか負けるかで頭がいっぱい。やっと、自分がやることがお客さんを楽しませてる、って感覚を実感できたのかも。そういえば彼、公式動画でお祭りの思い出を聞かれた時もピンときてなかったりした。野球漬けでお祭りとかあまり行ったことなくて、って戸惑っていた。お祭り気分をよく知らないままプロに入ってきた子です。
ワシ娘で、成績以外の部分でファンとワイワイするプロ意識が刺激されたのかな。勝ち負け以外の楽しさもグラウンドにはあるんだよね、って。その後、色々な場面で表情豊かにアピールするようになってきた。
#今年の漢字2021
— 東北楽天ゴールデンイーグルス (@Rakuten__Eagles) 2021年12月17日
そんな則本選手になぜかめちゃくちゃ対抗心を燃やしていた早川隆久選手は『若』と書きました。
ポーズもキャピキャピ✌️
怖いものなしです。
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「ストイック」「理論派」「落ち着き」そんなカラーをいつの間にか纏って、ずっとそういう目で見られてきた早川。ワシ娘で細かいことを気にせずルンルン踊ったら、その殻が破れちゃった。もう別人みたい。いいぞ、もっとやれ。
2022年1月
年明け、めっきり早川の記事が減りました。去年は、ゴールデンルーキーでシーズン前の状態も色々な情報が入っていたっけ。教職免許の勉強してるとか、なんと金づちで泳げなかったとか。
■楽天ドラ1早川、第2の人生は「指導者」保健体育の中高教職免許取得へ奮闘中 - サンスポ
ルーキーなのに色々熟考しながら計画的に自主トレを過ごしたとか。
今年は単独で取り上げられる記事がまだほとんど無いな。自主トレは大学の大先輩・ソフトバンクの和田と一緒に左腕投手合宿中。ソフトバンク組がメインニュースになって、早川はちょっと陰になりがち。でも年男ですからね。2桁勝利や優勝への意欲も満々。
■9勝止まりの楽天早川隆久 2年目に向け「10勝への進化論」語る - プロ野球 : 日刊スポーツ
■東北楽天 24歳年男の早川「2桁勝利目指す」 | 河北新報オンラインニュース / ONLINE NEWS
風貌も投球も物腰も落ち着き過ぎていて、実年齢より3つ4つ上に見える。山本由伸や今井達也と同じと言われるとびっくりするけど、花の98組。凄い同級生たちと互して活躍すれば絶対注目されるはず。
■オリックス・山本が世代をけん引 2022年に年男となるピッチャーたち | 高校野球ドットコム
ワシ娘のはっちゃけは、無理な努力ではなく素質の開花。あの明るさや豊かな表情が本性と思って間違いないから。そのままチームの真ん中で華やぐ主軸になっていってほしい早川です。
2022年2月
新人だった昨年のキャンプは、マイペースを守りゆっくり調整だった早川。ところが今年はうって変わって早いペースで進めています。初日からブルペン入りし、3日目には投げ込みする姿が注目されました。手探りだった去年と違い、1年プロでやった経験が自信を持たせた証拠でしょう。スタミナ切れをして規定投球回数をクリアできなかったり新人賞レースで特別賞にもあと1勝で手が届かなかったりした無念が、ひっそりと彼を駆り立てているようです。
■楽天・早川隆久、2度目のブルペンに石井監督が成長実感 - サンスポ
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投げ込みは続き、フォームの改良などにも意欲的。ジャパンの栗山監督視察の際には、代表への意欲も口にしました。去年は新人なのに淡々としていて、老成したイメージがありましたが、今年はギラギラしています。ワシ娘パフォではっちゃけを覚え、ギラギラも湧いてきた早川。本当に楽しみ。
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なんだかね、インタビューの応答も変わりましたよね。去年はちょっとかわす感じがあったんですけど、今年はハキハキしてるというか、ぐいぐい来ますね(笑)。いいぞ早川もっとやれ、という感じ。スライドになった24日の練習試合では、登板前の目標をきっちり試し(縦スラ)、もう出来上がったようなピッチングを見せました(和田毅みもある) 。
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去年の倍以上の球数(1000球超え)を投げたという、早川の2年目キャンプ。ここまでは言うことなしに順調なようです。あとは、きっと来るであろう疲労などを上手に乗り越え、故障に気をつけて進めるだけですね。
2022年3月
3月初め、実家の千葉での震災経験者としての思いを語った早川。そうですね、千葉も大きな被害がありました。彼も危機一髪の経験があったのですね。
昨年は優等生で冷静なタイプのルーキーに見えていた早川ですが、ファン感で、ゲームのウマ娘にちなんだ「ワシ娘ダンス」を踊って一気にゆるキャラが噴出。今年用のビジョン撮影時にもおとぼけ満載です。なぜかここでもワシ娘を思い出してのニヤニヤが止まらない。そんなに楽しかったのか、ワシ娘😅。
オープン戦に入ってからは至って順調な仕上がりを見せます。
9日は4回無失点。16日は5回無失点。
その好調を維持したまま開幕を迎え、30日に初登板。7回1失点の好投で、見事今季初勝利をあげました。
そして、試合後の公式動画のインタビューでは、「今年は素の自分を出します」宣言。
幸先良いスタートで、ニューキャラ発動の目標もすんなり達成しそうな早川です。楽しみでなりません。