以前、パ・リーグ打者で打率.290台を記録する打者が近年少ない、今年はどうなるだろう?という記事を書きました。
結果を振り返ってみます。
パ・リーグの打率.290台は2人でした。
前記事では、当時 .300ギリ組(柳田、荻野、中村奨)と、.280台後半組(近藤、藤岡、栗原)の中から出るかも、と書いてます。
その両方から各1人ずつが .290台に落ち着きました。
.300台ギリ組からロッテ・荻野、後半組からは日本ハム・近藤。
荻野は優勝争いの厳しさが影響しましたね。
ロッテ勢、中村が2分、藤岡が3分落としてるので荻野は踏ん張った方かも。
コンちゃん(近藤)は終盤もの凄い固め打ちで追い上げ、最後まで .300に挑戦するも惜しくも届かず。
あとヒット1本2本の差でした。
ギータ(柳田)は根性の .300ちょうど。
前記事で名前上がっていないラオウ(杉本)も、最後の1本のヒットで.300台。
ラオウめちゃ嬉しそうでした。
やっぱり.300に乗るというのは印象も評価も全然違うのでしょうね。
今年はセ・リーグの打率.290台も少なくて2人でした。
広島の小園、中日の大島です。
セは相変わらず3割打者も7人と多いですよね(パは今年4人)。
よくみると、規定打席数到達打者数が、パが29人、セが32人。
到達者多いチーム順で並べてみますね。
パ:楽7 オ5 ロ5 西5 ソ4 日3
セ:阪8 ヤ6 広5 デ4 読4 中4
個々に見れば、パもセもそんなに大きな差はない感じ。
1チーム平均で、パは4.8人、セは5.4人。
でも、です。
パはDHだから打者総数に対するパーセンテージはもっと低くなりますよね。
パ・リーグの方がレギュラー固定が少なくて模索した気配が伺えます。
各チームで目立ち始めた若手選手が育って行けば、色々数値が変わるのかな。
打率の常連メンバーも顔ぶれがフレッシュになるのかな。
また時々、こういう分布を眺めてみようと思います。