フィールド オブ パリーグ           -パ主義野球ブログ-

なが〜く愛してきたパ・リーグをゆる〜く語るブログ、フィルパリです。

【オリックス春キャンプ①】山本由伸ほか先発陣・伏見捕手らによる投内連携、Tー岡田打撃【練習見学】

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■宮崎キャンプ見学計画

 

PCR検査


プロ野球キャンプも最終クールという23日。突然頭の中に無謀なプランが持ち上がりました。沖縄はさすがに無理だった。しかし、宮崎なら、、、宮崎ならなんとかなるんじゃないか? そして一気に計画が頭の中に組み上がりました。ワクチンは2回接種。まずは検査をせねば。

 

東京都の無料PCR検査に駆け込みました。元々2、3日に1度くらいの外出で単独行動。検査の日の前後は近所に買い物に数回行ったくらい。自信はあったのですが翌日の結果を待ち、陰性を確認しました。

 

飛行機と宿の予約

検査の結果は良かったものの、明日から出かけるというプランで飛行機は取れるのか?大手だと片道料金だけでめまいがする金額。成田からのLCCを検討すると、なんとか自分に都合よく往復できそうな便がありました。しかも往復で大手の片道よりはるかに安い。これを予約しましたが、すごく簡易で便利。成田までも意外と羽田より楽だったりして気に入りましたね。次回もこれでいいなと思いました。

宿は、車の運転おぼつかないので駅から近いところ。ほどほど部屋の清潔感の評判の良いところ。これも良い所が取れました。寝具もさっぱり清潔で寝心地が良かったです。朝食はなし。旅費は大阪旅とさほど変わりません。

 

持ち物

慌てて出発する旅です。持ち物は最低限。一番の決心はカメラをやめたこと。というのも、ツイッターなどを見ると、カメラ女子さんなどが素敵な写真をたくさん上げてくれているんですよ。それ見ればいいやと思いました。近くに寄れた時だけスマホで撮ろう。

 

1日目

ほぼ移動で終始ですが、朝早くないので楽な移動です。宮崎、空港からのJRは宮崎駅が近いのでいいですね。宮崎駅の周辺の食事の店は駅ビルがメインのようで、周辺にはわずかしか見当たりませんでした。一番の繁華街は少し離れた所。地方はそういう立地が多いですね。駅ビルは東京と同じような店が多いですが美味しかったです。

 

■2月26日午前 オリックス清武キャンプ練習見学


清武に向かう

キャンプ現地までは駅西口から出ている直通臨時バスを利用。ちょっとの差で8時20分出発の朝一便は逃しちゃった😅。次便まで1時間の差は結構大きいぞ。バス停は、ソフトバンク便と隣り合わせです。キャンプスケジュールを確かめずに出かけたら、この日の午後はソフトバンクのキャンプ地アイビースタジアムでオリックスとのオープン戦が開催。オリックス側に並ぶお客さんが少ない。それで、まずは清武にしようと思いました。人が少ないとのんびり見られますよね。


走行時間は思ったより長かったかな。この時間も合わせて考えると、やっぱり頑張って早起きして朝一のバスで出かけた方が楽しめますね。料金は交通系ICカードをしっかりチャージしておきましょう。スタはチャージ不足で現金で払おうとしたら、お釣りが出ないシステムで。両替にもたついて後ろのお客さんを待たせちゃいました😅。そして、降車場から歩いたら、検温場に行ってマスクに貼るシールを貰うのが正規ルートでした。しかし初日のスタはそれを知らず、手前で曲がって勝手なルートを辿ってしまった、ごめんなさい(熱は絶対ない、マスクは布と不織布の二重掛け)。

 

さて、いよいよ見学です。幸運にもこの日から暖かくなり、きれいな青空で気持ちいい。降車場から歩いていくと見えるサブグラウンドで、選手たちがキャッチボールを始めています。ああ、近い!まるで、近所の公園で子供が遊んでいるかのよう。これぞキャンプ見学!もう夢遊病者のようにそちらに引き寄せられる(それでルート外れた)。

 

ここからスマホで撮った動画ご紹介します。スマホなんでアップにしてもあまり選手の顔ははっきり映りません。プロの選手の動きを楽しんでくださいね。

 

伏見寅威選手キャッチボール

まず一番近くで練習していたのは、アキレス腱断裂仲間の伏見寅威。いや嬉しい。相変わらず元気が良いです。そしてやっぱり、プロのキャッチボールは延々と見ていられます。不思議ですね。キャンプの練習の地道なコツコツは、ずーっと見ていて飽きません。キャッチボールだって、ヒョイって投げてるようで、放られたボールは鳥が飛ぶように遠くまで行くのです。そして、音がいいんだな。パシッ!パシッ!と革の鳴る小気味良い音。ああ楽しい。



youtu.be


寅威は大きくて姿が良いので、目の前で見ていると中々に華があります。なんだろうな、ホッキョクグマのワクワク感かな(動物に例えてはいけません)。よくおしゃべりもしてくれるので、雰囲気が上がりますね。

 

場所を移る時はカメラを持つ人の後についていく。グラウンドの奥では豪華先発陣がキャッチボールしていました。

 

山岡泰輔投手、山本由伸投手キャッチボール


こんな空き地のような場所で、青空の下で、泰ちゃんと由伸の2人が楽しそうにキャッチボールしてる姿を見られるなんて、ファンタジーじゃありませんか?。まあなんと、その動きの軽やかなこと!。 四肢にバネが入っているみたい。草原のガゼルだなあ(だから動物に例えちゃいけません)。

 

腕がきれいに円を描いて投げるのですね。そして、前に勢いをつけて行っても後ずさりしてきても、消えたり現れたりがひゅっと一瞬のことです。移動の速さが段違い。ガゼルでなければ、なんでしょう?。うん、まるで神話の中の少年たちのようでしたよ。

 

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田嶋大樹投手キャッチボール

投手陣の奥の方には左腕で投げるタジーがいました。小さくてごめんなさい。彼の左は由伸、右にベテランの平野佳寿が立っています。平野は何やらしきりとうなずいていますね。タジーと話していたのか、誰かまた別の選手だったのか。何か相談されて、チェックしていたかのような動きでした。

 

そして、タジーが途中でくるりと振り返ります。牽制の練習でしょう。次にやる投内連携練習への予行でした。

 

youtu.be


タジーはこの日の少し前の登板ではちょっと打たれたけれど、表情はにこやかで全然慌てていませんでした。そして、今日(3月1日)のOPEN戦では完璧な投球。順調な調整だったのでしょうね。

www.youtube.com

 

投内連携

オープン戦に人が流れて空いていたおかげで、豪華先発陣の投内連携(投手と内野手の連携を確認する練習)が見られました。いやー、ほんっとに楽しい。これがね、入場無料なんですよ。いいカメラで撮影してはっきり見えると良かったんですが、ご容赦くださいね。ほら、選手の動きを見ているだけでも、キャッチャーの寅威や球出しするコーチの指示の声聞いてるだけでも楽しいでしょ?

【練習順番、投手名〔背番号〕】

1 小木田(こぎた)敦也〔56・新人〕
2 横山  楓(かえで)〔52・新人〕
3 田嶋大樹〔29〕
4 山岡泰輔〔19〕
5 黒木優太〔54〕
6 山﨑福也〔11〕
7 山本由伸〔18〕
8 宮城大弥〔13〕
9 山﨑颯一郎〔63〕
10 山﨑福也2回目

 

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T-岡田打撃練習

さて、次はほとんど見ている人がいなかった室内練習場の方へ足を向けます。窓から覗くと何やら練習している選手がいる。反射やネットでよく見えない。う〜ん誰だ?。目を細めてなおよく見ればTー岡田ではないですか!。見たい、見たいぞ。いや見なくちゃならん。隔離スペースはあるものの、入り口は開放されていて、斜めに除けば練習が見えます。奥の方の薄暗い影の中、Tは黙々とマシン打撃を続けていました。なんとなく、まだまだこれからという状態なのかなと感じました。ギィーという機械の音と、かーん、かーん、という打球音だけが続き、なんだか修行のように見えます。

youtu.be

 

こういうバッティング練習も意外にずーーっと見てられる。ほんの少しのずれでしょうに、かーんの音は微妙に違う。選手の感覚や思考は分からないけれど、だんだんと、こちらも何かの修行について行ってるような気持ちになってくるのです。こういう練習は、見ていて時間を忘れます。ちなみに、この練習の前のTは、こんな愛らしい行動をしていたらしい。このギャップは萌えだ(笑)。

 

公開の翌日に、この日Tー岡田が室内練習していた理由を解説した記事を見つけましたので追加しておきます。右足違和感による別メニューだったそうです。午後の打撃練習は快調だったとのこと。

ytv-athlete.jp

 

 

午前の練習見学はここまで。午後はまた思い立ってソフトバンクvsオリックスのオープン戦を見に行きました。宮崎は各チームのキャンプ地を巡る無料のシャトルバスが出ているのです。これも、徒歩移動のスタにはありがたいことでした。