フィールド オブ パリーグ           -パ主義野球ブログ-

なが〜く愛してきたパ・リーグをゆる〜く語るブログ、フィルパリです。

【ドジャース同年入団】山本由伸、めでたく大谷翔平と同僚になる【イカも美味い】

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大谷と山本、ドジャースに入団す

 今朝、山本由伸のドジャース入団会見がありました。メジャー投手史上最高額&最長年数という破格の契約。その直前、ドジャースには大谷翔平が北米プロ野球史上最高額で入団を済ませていて、日本人野球ファンにとってはまさに夢のような競演です。

 もうね、MLBとNPBのお金持ちレベルの格差とか、NPBが草刈場になる懸念とか、そういう小物感溢るる話題は忘れましょう。翔平も由伸も、ほんの小僧っ子の頃から脇目も振らず目標目指して突き進み、道を究めてきた若者たち。彼らの野望は野球で一番になることで、お金の額は、その望みの高さに比例して膨らんだのです。

 なんだか似た者同士です。二刀流でMLBを席巻した翔平。槍投げトレーニングという練習法でNPBのタイトルを独占し続けた由伸。溢れる情報に惑わされたり流されたりせず、自分を高めうる手法や技術だけを選択する嗅覚が鋭い。そういう部分では孤高を全然恐れない我の強さがある。

 とはいえ、決して排他的な近寄り難い人物ではなく、フレンドリーで平和的。そのくせ、ちょいちょいチームメイトに仕掛ける悪戯や畜生発言で悪ガキっぷりも発揮して、おとなしいだけじゃない面白みもたっぷり。ベンチで二人がきゃっきゃとふざけ合って笑い転げている姿が、もう今から目に浮かびます。

 風貌も、両者笑顔がかわいらしい爽やかイケメン。体はゴツくなっても顔立ちの雰囲気を変えない翔平同様、由伸もずっと同じままな気がします。服や外食はいい物を選ぶでしょうが、セレブ感を撒き散らすようになったりはしないでしょう。

 

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ロサンゼルで良かった、イカも美味いし?

 メジャーへの興味が薄くて詳しいことを知らないのですが、ドジャース入団というのはなんだか良かった気がします。今まで日本人選手が結構入っていますしね。MLB全体やアメリカ社会の中での人種差別的扱いはかなりある、という話をよく聞きますが、ロサンゼルス辺りはまだマシなのかな、という印象があって。少なくとも、マー君(田中将大)がご家族に危険を感じて帰国したような、そういう酷さはないかなと感じます。

 それに、ロスだと日本から観戦に行く人もだいぶ楽そうですよね。きっと大勢の人が渡航するでしょうから、楽しく旅して二人の活躍を目にしてほしい。スタの観戦仲間オリ姫さんも由伸ファンで、アメリカに行くって去年からずっと言ってましたので、今頃はもう計画を練り始めているはず。来年は少しでも円高になってるといいですねえ。

 中継で見る方には、日本人のスーパースター選手が二人同時に同じチームになったことは大助かり。肘を手術した翔平は、来年は打者として多く出場できるはず。そして、彼がしばらく失うピッチングのほうは、きっと由伸がカバーするはず。ドジャースの中継は日本でもすごい視聴率を稼ぎそう。

 そういえば由伸は契約直後、翔平先輩に高級和食店に連れていってもらい、大好きなイカを堪能したらしい。ニュースの記事で、店員さんがよっぽど印象に残ったらしく、わざわざ由伸がイカをおかわりしたことに触れています。

 そおかあ、由伸。美味しいイカにありつけたのかあ。欧米ではイカ・タコ食べないことも多いから、オリファンがみんな心配してたものなあ。良かったなあ。常連になったら、縁日の屋台のみたいなイカ焼き焼いてもらえるかな。オリックス動画で夢中で頬張ってたものね。

 もちろん大金持ちのメジャー選手なら、美味しいお店を探すのに苦労はないでしょう。それでも、贅沢はたまの楽しみで、日頃は二人して食事も栄養優先で節制し、生活もストイックに過ごすのでしょうね。

 

<引用:FNNプライムオンライン>

【独自】大谷翔平”企画”のビバリーヒルズ食事会 山本由伸と寿司や肉を堪能…お代わりした好物とは? 移籍祝いの特別コース”3万6000円”

和食店の店員:
大谷さんは白身が好きなので、ヒラメを注文していましたね。山本さんの方はイカが好きだったみたいで、イカをおかわりしていました。

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荒波を乗り越えていく輝かしい船出

 文句なしの実績を引っさげての華やかな移籍劇。もちろんこの先も、彼らの実力があれば活躍間違いなし、と信じています。が、そこはやっぱりメジャーです。決して簡単なことではありませんね。翔平はピッチングを忘れないようにしなければなりません。手術した腕を、また再び思い切り投げられるように鍛えつつ、野手としてプレーする。最初の手術後は結局休むことになりましたから、今回も楽観するわけにはいきません。

 肘に3度目のトラブルが発生したら、その時は投げるほうを諦めざるを得ない、という懸念もあるようです。日本時代の足首を始め何度もケガに見舞われていて、それでも絶対に弱気を見せずに明るいけれど、胸の内に並々でない覚悟を秘めて新シーズンに臨みます。

 由伸だって、初めてのメジャーでローテを守るのは大変なこと。彼はすごくタフだけど、やっぱり小柄だし、中4日となったら負担もすごく大きいでしょう。一昨年の日シリでケガをして今年フォームを変えたように、体の状況の変化への対応力は高い選手。でも、この移籍は変化の度合いが違いますからね。

 荒波を乗り越えて行かねばならぬ二人です。とにかく、まずは無事に一年過ごしてほしいと思います。

 ちょっぴり残念なことに、二人ともさほどSNS等の発信に熱心でないので、グラウンド以外での様子はあまり伝わらないかもしれないですね。どちらもインスタとか、だいたい公式SNSなどからの流用程度ですもんね。たまーにご飯行った報告ぐらいはしてくれるかな。

 素晴らしい門出とわかっていても、異国に行ってしまうのはやっぱり寂しいですからね。日本や日本のファンも忘れられてないな、っていう瞬間ほしいんですよね。彼らの愛犬デコピンやみかんとの様子なども、伝えてもらえたら嬉しいですけどね。後は、同じリーグで本拠地が近いダルビッシュが、二人の近況報告にひと役かってくれたらありがたいな。

 とにもかくにも、大谷翔平と山本由伸という、春先のWBC優勝メンバー二人が、また同じ船に乗って出発する場面で終わった今年の野球のエンディング。ほんとにマンガがアニメのようでした。めちゃめちゃ気持ちが上がりましたね。

 大きな夢を着々と実現させる二人の選手。その活躍を信じて、エールを送りたいと思います。

 がんば!。

 

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