フィールド オブ パリーグ           -パ主義野球ブログ-

なが〜く愛してきたパ・リーグをゆる〜く語るブログ、フィルパリです。

【さちとらトークショー見聞録後編③】爆笑質問コーナーと溢れ出たあにおとうと感【新春再タッグお披露目会】

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会場沸きっぱなしの質問コーナー

 1月10日(水)、初めての「さちとらトークショー」を開催した山﨑福也と伏見寅威。前所属のオリックス、現所属の日本ハム、どちらのファンも楽しめるトークは終始ほのぼのとした雰囲気が満ちています。ここまでの様子は後で貼るリンクからお読みください。

 終盤トークは、来場のファンからの質問コーナー。質問はイベント開始前の時間で来場者から記入用紙で集められ、その中から選ばれたものを抽選箱に入れ、選手たち2人が交互に引いて読み上げました。質問数は10個足らずだったはず。その内の1つが前記事でご紹介した「お互いのかわいい所、かっこいい所」。

 今回記事でも、質問は簡略化して書き、タイプでまとめて順番も変わっております。もしかしたら、他の場面でのやり取りがごちゃ混ぜになっているかもしれません。例によって、あまり正確でない所はご容赦くださいませ。

 進行方法は、2人が質問を読み上げて答えた後、質問者が呼ばれて舞台に上がり、記念撮影と2人のサインをプレゼント。読まれた皆さん、ほんとに幸運で羨ましいのですが、コメントや記念撮影で要求するポーズが面白かった!。その度に会場が盛り上がり、この方達が選ばれて良かった!って思わせていただけましたよ。

◾️試合前のルーティンや聞く音楽は

 両者、あまりルーティンがない様子。直前の食事は、福也は大体うどんと決めているらしい。寅威も消化の良いものと答えていました。さらに、試合中は?と聞かれると、福也はバナナを半分食べるらしい。残りどうするんですか、とMC山本さんに突っ込まれ、ロッカーの横に置く所あるんですよ!後で食べます!と、なぜか懸命になって説明しておりました。

 音楽も両者試合前は聞かないそう。寅威はむしろ、試合前は気持ち下げたい、ぼーっとしてる、と言っていました。 テンション上がると周りが見えなくなる、ちょっと体調悪いかなぐらいなほうが良かったりする、と。たいてい一番乗りで球場入りしてビデオ研究してたりするようなので、頭疲れるでしょうからね。ほぐすのも大事なんでしょうね。

 話が逸れますが、去年の名護キャンプ見学旅の折、練習休日に美ら海水族館に行きまして、帰りに選手宿舎近くのコンビニに行ったんですよ(そこしかない)。その時なんと偶然に、道を歩いている寅さんと遭遇したんです。ランニングか何かの帰りみたい。で、その時の寅さんはイヤホンしてました。音楽は好きなんじゃないかな。

 

 福也のほうも、音楽について思い当たるエピソードがありました。オリックス公式有料動画BPBの「福也ってどんな人」という特集(残存状況不明)の中で、ラオウ(杉本選手)が、ボリューム上げて音楽聴いてたら福也に消された、と話してたんですよ。ラオウ、一応先輩なんですよ。福也はたぶん先輩のことなど上の空で、無意識にプチって切っちゃうんだろうなー。目に浮かぶなあ。

 でも、マウンドに行く時の登場曲は、やっぱり気持ちが上がると言っていました。よく話題になってますが、ずっと同じ登場曲を使うということも話してました。いい曲ですもんね。

 

◾️自信のある筋肉は

 寅威は「無いけど……強いて上げるならお尻を見てほしい」。
 福也は「自信というのではないけど、大胸筋が付きやすい」。

 そして、話をセンシティブ方向に運ぼうとするMC山本さんと司会田口さんの攻防。
 山本「それはここで脱いで見せていただけたりは……」
 田口「しません!(ピシャリ)」

 寅威は肩幅はガッチリだけど、ちょっと痩せたりすると意外に細身と感じさせる時があります。オリックスの野手たちとか昨今のマッスル系選手はすごいので、本人も比べちゃうのかも。でも、確かにお尻やハムストリングはさすが捕手って感じです。

 福也も背が高くて顔が小さいので、ぱっと見はガッチリタイプじゃないですよね。でも、横から見た時は確かに胸板の厚みすごい。だから今回着ているような襟の大きなコートもいっそう映えるのかも。

 何はともあれ、2人ともスタイル良いのを再確認。

 

◾️野球選手でなかったら

 寅威はちょっと考えてましたね。子供の頃からプロ野球以外目指してなかったのでしょう。ちょっとためらいつつ「教師……かな……親が教師だったんで」。場内は納得の溜め息。先生姿、想像でき過ぎますもんね。一応体育の教職も取っていたそうですが、「勉強はだめだったんで」と控え目。

 野球以外の選択肢を考えだそうとする様子からは、ほんとにもうずーっと野球しか頭になかった感じが伝わりました。でも、読書好きだったりもするし、気持ちがそちらに向けば勉強もできないことはなさそうなタイプに見えますよね。

 福也は「サッカー選手とか」。小学校の最初ではサッカーをやっていたのだとか。あの運動神経なら、どんなスポーツ選んでも一流になっていたでしょうね。でも、彼もどう見てもプロ野球以外考えてなかっただろなあ、と思いますね。

 

◾️誕生日なのでハッピーバースデーを

 この日一番の幸運な方。娘さんが野球ファンで一緒に見てるうちに福也のファンになったという67歳になったお母様。舞台に上がって憧れの選手を前にしたら、もう感極まっていて泣いてしまいそうで、見ているほうもじんとなってきます。

 さちとら揃ってちゃんとハッピーバースデーを歌ってあげて、それに合わせて客席みんなで手拍子するのがとっても優しい。さらに、娘さんが一緒に来ていると知ったMC山本さんが、「せっかくだから一緒に!」と舞台に呼んであげたのも優しい。親子揃って写真撮影もでき、ほんとに心温まる1コマでした。

 ちなみに2人の誕生日に関しては、寅氏は自分へのプレゼントを買う、福也は家族がケーキを用意してくれると言ってたような(不確か)。お互いへのプレゼントは、オリ時代は寅威が福也にベルトやサイズの合わない(体がデカくなってた)トレーナーをプレゼントしたそうで、いつか福也が寅威に、なんて話になってたような(うろ覚え)。

 試合中の応援団からのハッピーバースデーの演奏について、寅威が、打者は嬉しいし、それを聞きたいので演奏終わるまで打たないから、投手には必ず初球ストライクを投げさせてた、なんて話も出てましたね。

 

◾️好きなおにぎりの具を一斉に言ってほしい

 トークショー報告SNSでも話題沸騰だったユニーク質問がこちら。2人ちゃんと一斉に答えました。

 せーの、

 「う こん めザー ぶ! サイ!」

 え?
 要音源分離。

 福也「昆布!」

 寅威「梅ザーサイ!」

 え?え?

 

 謎のおにぎり具材「梅ザーサイ」で戸惑いまくる場内。どうだと言わんばかりの表情の発言者。胸を張って言うには北海道で食べたとか食べないとか。しかし、あまりに謎過ぎて、味の感想などよりもその正体が気になってしまう。誰か聞いたことある人、と問い掛けしたら挙手は1人。

 コンビニなどで売っていれば、すぐにネットで見つかりそうなもの。しかし、皆さん一斉にググったようですが、SNSでもそれらしき品の報告はありません。スタももちろんググりましたよ。梅ザーサイそのものの製品はあるんですが、あとはおにぎり協会さんなどのレシピばかり。

 しかーし、この記事を書いている最中に、サブスク限定インスタストーリーで本人から証拠写真が提供されました!。転載はできませんが、本当に個包装商品でした。店舗名などは載ってませんでしたが、目撃証人になります。海苔で全巻きされててふっくら美味しそうでした。

 同じものではないけれど、スタも散々ググった結果、東京近郊で梅ザーサイおにぎり売っているお店見つけたんですよ。れっきとしたおにぎり屋さんの、しっかり美味しそうなおにぎりです。新浦安のイオンの中。ディズニーランドのそばですね。同じじゃなくていいから味を想像してみたい!という方はお試しあれ。

 

 
 
 
 
 
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 やたら盛り上がる質問をしてくれたのは、大阪から来たというお嬢さん。彼女にとっては「 2人が一斉に言う」というのが肝(キモ)だったらしいのです。そして、記念撮影してサインをもらい、舞台の階段を降りていく彼女の後ろ姿に、MC山本さんが問い掛けます。

 「で、あなたは、何の具が好きなの?」

 質問者さん、足を止めて振り向きひと言。

 「わたし、おにぎり食べないです」

 

 食べないんか〜い!。一同大爆笑。言いやすそうな短い言葉のアイデアがお見事で、さらに一瞬の絶妙な間のオチまで完璧でした。関西人センス恐るべし。 

 

◾️無人島にひとつ持っていくなら

 これはもう、オリックス時代からのさちとらファンならすぐわかる、確信犯的質問ですね。やはりBPBの動画の中で、さちとら直接絡みで人気だった選手質問コーナーで出たものです。他の選手が皆道具を言う中、寅威が「福也」「2人なら何とかなるから(くすくす笑い)」と言ったら、呼ばれた福也が「え〜。じゃあ、寅威さん(ニッコニコ)」と応じたんですよね。

 質問者さんはきっと、そのシーンを再現してほしかった。生声でそのやり取りを聞きたかったに違いありません。ほとんどの客席のファンが、もちろん意図を察しています。当人たちも、ちゃーんとこの撮影を覚えていました。

 「これ前にもやりませんでしたっけ?」と、うっすら記憶の福也と、質問を聞いた瞬間から全てを察している寅威。果たして2人は期待に応えてくれるのか、はたまた、はぐらかされるのか。オリックスの動画で既出と聞いたMC山本さんが、撮影ではなんと答えたのかを聞き直します。

 「その時は福也と言いました」
 「僕も寅威さんと言いました」

 そう言って欲しいんでしょう、と見透かす寅威。照れくさいのか完全再現とは行かなかったけれども、そのままの答えで良いとなって、何だかファンはひと安心。

 また当分、「北海道って島に持っていったね」と言われそうなさちとらです。

※最後の方に当該シーンあり

youtu.be

 

 

◾️女性だったら付き合いたい選手は

 この質問、実は無人島質問のいくつか後に出たのです。でもたぶん、寅威はかなり、無人島を意識してたんじゃないかなあ。この質問でも「福也」と来るかと思いきや、かなり意表を突いてきます。待ち構えられてる同じ手を使いたくない捕手気質。

 マイクを向けられると、「ファイターズの……」

 お?そう来たか!。ハムファンへのサービス精神も忘れない辺りがやっぱり大人。

 「清宮幸太郎。ご飯よく食べてくれるので嬉しいし、育ちが良くてやることが上品なんで、いい生活ができそう」

 うむうむ、実に無難な人選と理由。さあ、一方の福也はどう答える?。

 「えーと……(仲良しの山本)由伸だといやらしいんで(富豪になっちゃったからねえ)……じゃあ(じゃあ)、若月で!。優しいし、気を遣わなくていいし……」

 なんだか漂うギクシャク感。MC山本さんが「ここは相思相愛じゃないんですね」と言うと、横で寅威が苦笑い。

 「ボクが福也って言わなかったから……」

 拗ねたらしい。山本さんが今一度福也に聞きます。

 「もし、福也って言ってたら寅威さんって言ってたんですか?」
 「言ってました」

 打てば響くで応じるつもりだったのにねえ。お約束なやり取りできると思ってたのにねえ。取る気満々だったボールを投げてもらえなかったワンコ状態のサチヤくん。

 

◾️面白かったポーズなど

 この後、バッテリーとしての目標という質問がありましたが、別途まとめます。まずはここまでで、写真撮影時の面白ポーズをいくつかご紹介。一緒に収まりたい相手は質問者さんが選べますが、ほとんどの方がさちとらとの3ショットをご希望でした。一般人を挟んで並ぶとさすがに大きな両隣。その凸凹加減がかわいいです。

・頭の上でハートマーク
 小柄な質問者さんの頭の上で、さちとらが片手ずつ出してハートマークを作ります。できた瞬間、みんなわぁーってなって、羨ましいことこの上ない。

・両者がバッター
 質問者さんが注文をつけ、さちとらの立つ位置を変えさせて、どうするのかなと思ったら、2人がバッターの構えをしました。右打席に寅威、左打席にバッターサチヤ。おおなるほど!と盛り上がりました。ナイスアイデア!。

・バッテリーと打者審判の構図 
 これは、付き合いたい選手を質問した女性。実はお姉さんといらしてて、やっぱり山本さんが呼んで、撮影にはお2人で参加。このお姉さんがまた面白い。山本さんが「あなたが付き合いたい選手は?」と聞いて質問者さんは福也と答え、ついでに聞かれたお姉さん。「え?、石川亮さんがいい」。これまた絶妙なはずし具合。

 撮影ではとにかくこのお姉さんが仕切る、仕切る。あの人はあっち、この人はこっち。いったい何を狙っているのか?。しばらくの間わやわやし、ようやく完成した構図を見たら、みんなほぉ〜と納得です。福也が投手、寅威がしゃがんで捕手。お嬢さん方が両打席で打者。そして審判に山本さん。

 最初4ショットもOKってことで始まったけど、みーんなやっぱり3ショット希望で、山本さん、ここで初めて写真に収まれたんですよね。

 なんか本当に皆さん、アイデアが素晴らしいし、優しいし。楽しい撮影光景でした。

 

今期への思いや目標

 今期のことについては、トークの最初のほうに出た話題と記憶の混同もあり、併せたほうがまとまるかと思うので、区別せずに書いていきます。

◾️オリックス戦登板あるやなしや?

 オリックス移籍話題の流れで、試合の話になったのですが、司会の田口さんがさすがコーチの奥様。「4月12日(京セラ)までないんですよね」としっかりスケジュール把握してらっしゃいました。それも週末なので、福也がエスコン開幕戦火曜日に先発するとなると、ローテが外れる可能性が高い。

 そうなんですよ。その後も5月21日までオリハムは週頭が無いんです。普通に回すと当分オリックス戦のさちとらは見られない。

 「でも……」と、言い出したのはMC山本さん。
 「新庄監督だと、ローテ変えてきたりしそうですよね」。
 頷いたのは寅威です。
 「おおいにあると思います」。

 ここからしばし、寅威の新庄監督ウォッチング話。どんな人?と聞かれると、「あのまんまです」「裏表とかないです」。そして衝撃の秘密!。靴について山本さんから聞かれると、「たぶん厚底だと思います」。円陣の時などに「あれ?縮んだ?」と思う時があるらしい。試合になると高くなっているらしい。

 もちろん仕込みの質問でしょう。オリックスから来たファンが多いから、なおさら盛り上がるお話。新庄監督の厚底はもう昔から有名で、監督就任の時も厚底ブーツが散々記事になりましたからね。ただ、グラウンドでもそうなんだ!という所が新鮮かも。監督についてイジれる辺り、完全にチームを自家薬籠中の物にしている寅さんです。

 閑話休題。

 ローテに話を戻しましょう。福也が移籍したばかりですから、たぶん当面は、間隔を守ってもらえそうな気がします。でも、去年オリックス戦はすごく分が悪かったですからね。新しい投手が抑えられるかどうか、監督は確かに早く見たいと思うかも。建山コーチと監督で、せめぎ合いが見られるでしょうか。

 まあ、そういった点とドラマチックな演出が好きな監督の気性を踏まえての、「おおいにある」かな、って思いました。 

 いずれにしろ、帯同などででも京セラに来たその時は、ファンに2人の笑顔を見せてくださいね。

 そう言って田口さんが話を締めてくれました。

◾️バッテリーの目標は

 ズバリ、福也の自己最多以上の勝利(11勝以上)。

 あまりそれぞれの細かい話に至らなかったけれど、福也は勝利数だけでなく、規定投球回へのこだわりはすごく強いはず。寅威も、去年の全ての数字に納得がいっていないはず。その辺りを乗り越えて、勝利につなげていけるといいですね。

◾️エスコン開幕戦のこと

<福也>

・(発表があって)すごく光栄。
・(期間があるのは)準備がしやすい。
・実はまだ移籍の実感不足→ユニを着てチームで練習するうちに湧いてくるはず。
・絶対勝ちます!(最後の一瞬目がキラキラ→キッと変わって熱い男に変身)
 
<寅威>

・ベストは2人でヒーローインタビュー。
・そのためには僕が打たなきゃならない。
・そこを含め引き続き取り組んでいきます。
(補足:12月のファンミ発言)

 

 ものすごく、胸が高鳴っているに違いない2人。噛み締めるように話す言葉や目の光に、抱えきれないぐらいの思いを秘めていることが伝わってくるのです。

がんば!。

お写真タイム

 告知の初動では撮影禁止となっていたさちとらトークショー。それが途中で、撮影タイムを設けるという方向に変わりました。

 トークタイムが終わった後に、2人が客席内の階段を歩いてくれます。最初は客席中央の2本の通路階段を上って下りて。列の端に座れていたのでめちゃめちゃ近い!。が、オタオタする〜。オタオタしちゃうんですよ、こういうチャンスで……。そういう運命なんですよ……。

 室内照明で撮ったことのないカメラは白飛びしまくって物にならず、スマホを出した時にはもう真横。福也がハイタッチしようと手を上げてくれていたのに、事前の注意(選手に触れない)に心が固まっていて反応できず。目も合わせられず。というか、こんなんもう、畏れ多くてまともに拝めませんので。天の岩戸から出てきた神様と同じですので。

 ふと気がつくと、既に2人は後ろ姿(泣)。全く、毎度毎度接近チャンスで挙動不審になるの、なんとかならんものだろか。でも、近くで見る私服姿の2人はほんとにステキで、真にありがたかったです。

 場内では、司会の田口さんが写真が撮れなかった人がいないか聞いてくれています。壁側のほうの方達がかなり不利だったとわかると、2人に両端の階段をもう一度周るよう促してくれました。スマホで非常に画面が粗いですが、一応その時の様子を載せまておきます。

 客席のファンの皆さんはというと、立ち上がったり大騒ぎする人もなく、すごく興奮する瞬間だったはずなのに、しっかり節度がありました。初開催だし、人数的にこじんまりしてもいたので遠慮もあったのかな。それを差し引いても、トークへの反応やマナーなど、終始良い距離感が保たれていたと感じます。

 そんな皆さんがいい写真をいっぱい撮ってくださっているので、ぜひSNSでご確認くださいね。

 

 

心優しきあにおとうと感

 さて、さちとらファンが  "さちとらみ" をシャワーのように浴びることができたさちとらトークショー。2人の仲は、スタンドやカメラ越しから見ていたファンが感じとったそのまんま、ということがひしひしと伝わってきました。ただただ微笑ましく、あったかい。

 あにおとうと感が溢れてたのが良かったな、って感じました。ひたすら弟な福也がいじらしいんですよね。オリックスでは「優しいお兄ちゃん」って言われることが多かったけど、寅威の前では安心しきって弟になっちゃう。

 まあ、今や押しも押されもせぬ兄貴キャラな寅威だって、大好きな先輩Tさん(T-岡田選手)の前では別人みたいに甘え顔しますから、厳しい競争世界で心を許せる年上選手がどんなに大事かはよくわかります。

 でも、福也の弟っぷりはあまりに素直で丸出しで、見てるほうが参っちゃうなあってなるぐらい、気持ちがストレートに表に出るんですよね。本当に、ちっちゃい子が大好きなお兄ちゃんを追っかけて歩く姿を見てるよう。お兄ちゃんのやること言うことに興味津々で、真似したくって、褒めてもらいたくて、いつも目をクルクルキラキラさせて、見つめてるんですよ。こりゃあ寅威もかわいくなるはずだ、と納得です。

 その兄ちゃん寅威は、日頃は話の流れを引っ張るタイプですけれど、福也が結構ノリが良くトークも積極的なので、見守って受け止めて、まとめ役をしていた感じ。それでも、時々ちょっかいかけます。

 まずはトークの出だしからジャブ。FA移籍の理由で、福也が最初に幹部の方の話に惹かれた件を出し、次に「寅威さんもいますし」と言った時。横からボソッと口出しします。「なんか取ってつけてますね」。「ボクなんか、所詮後付けですよ」。

 え!いや!そうじゃなくて、寅威さんがいるからもちろん心強いし、あ、あと金子さんもいますし、と慌てふためいて言い訳する福也。それを眺めて、ニヤニヤほくそ笑む寅威。付き合いたい選手質問で、拗ねながら答える様子を見ている時もそう。もう完全にわかってて、弟分の純な反応を楽しんでいる。

 きっといつもそんな風に、寅威のほうが押したり引いたりして、掌の上で転がしているのでしょう。だから、自分が寅威を転がせたと思えた時の福也の嬉しそうなことといったら。このトークショーで言えば、去年カモだった福也が同チームに来て得意な投手がいなくなったって話の時の満面の笑みですね。あと、思い返せばハム入団時のインタビューで、寅威には連絡せずサプライズにしたって話をした時も、笑いを噛み殺してましたっけ。

 ともかくも、試合の時だけじゃなく、いつだって彼らはこんな風に、心優しきあにおとうとをしてるんだね。

 それがわかった安心感と幸福感が、さちとらトークショーの醍醐味だったのだなあと思います。

 

翌日もばったり出くわしたとニュースにあがっていたけれど、ニコ〜っと笑うとなんだか顔も似てる気がしてくるさちとら

 

まとめ

 いかがでしたでしょう。運命に導かれてまた共闘することになったバッテリーのトークショー見聞記。長くなってしまったけれど、記念すべき初トークショーがとても良い内容だったので、記憶の範囲で一生懸命お伝えしました。

 今回は運営が大変なことになってましたが、企画会社も設立したばかりでこれが初めての仕切りだったようなので、少しずつでも今後は改善されていくことでしょう。価格に関しては、有名人を司会やMCに起用してるし初動経費もあるだろうし、高め設定になるのも仕方ない所はあるかと思います。

 内容を見れば、このコンビは、試合だけでなくお喋りまで抜群の相性だと証明してくれるものになりました。一年の間に、どんどん楽しいエピソードが増えていくこと間違いなしです。また来オフもぜひ見たい。そして、これがオフの定番イベントになっていってくれたらファンは幸せですね。2人揃っていい成績を収めた上でなら、どれほど盛り上がることでしょう。

 ほんとに楽しかったし、一年が待ち遠しくなります。超多忙な中で実現してくれた2人に感謝です。ありがとうございました。

 さあ次は、目指せ再タッグでキャリアハイ!
 がんば!。

 

<前編、後編①②はこちら>

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