フィールド オブ パリーグ           -パ主義野球ブログ-

なが〜く愛してきたパ・リーグをゆる〜く語るブログ、フィルパリです。

【思い出選手】好きだったパの中継ぎ投手たち②(ロッテ) 【完全個人的嗜好で】

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何しろ中継ぎフェチなもので

プロ野球で今や欠かせないポジション。毎日のように坦々と準備を繰り返し、短い出番に力を尽くす。しぶとくて味のある、これぞプロな選手達。そんな中継ぎ投手が大好きなのでシリーズ化してみました。

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中継ぎフェチ自認のスタ。
どんな中継ぎ投手たちが好きだったっけ?の振返り第2弾はロッテです。
中継ぎ好きを自覚させてくれたのは、実はロッテ!

ロッテ



牛島和彦

衝撃トレードで中日からロッテに移籍してきた時、ちょっぴり心配だったのです。
当時のロッテといえば、お客さんが少ないことをいつもネタにされていたチーム。
やる気無くしちゃうんじゃないかな。
パは野球のレベルが低いとか、見下されちゃうんじゃないかな。

 

つまらなそうな顔してされると辛いなあ、って思っていたのですけれど。
そんなことは全然なかったですね、本人もショックだったろうに。
がっかり気分なぞおくびにも出さず。

きれいなフォームで頭の良さがびんびん伝わるクールな投球。
仕事人て感じですっかり魅了されたものです。
地味な中継ぎに転じてもやっぱりチャーミングで、立ち姿とか華があるんですよね。
かわいいって感じのルックスなのに、一本筋金入りの気の強さの持ち主。

なるほどこれは高校生の時からアイドルさんになるわけだ、って納得しました。
チームにも溶け込んで、他の選手にすごく慕われていたとか。
パ・リーグに来てくれてありがとう、って思った選手でした。

 

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薮田安彦

YFK(薮田、藤田、コバマサ=小林)の中で一番好きだったな〜。
先発していた頃とかそんなに目立たなかったのに、中継ぎになったとたん別人のような頼もしさ。
何がどうすごいって感じじゃないのがまたいいんですよね。

なんだかわからないけど押さえるでしょ、薮田だし、という感じで。
ガッツポとかしてるんだけど、あまり迫力ない(笑)。
どっちかというと飄々としてる。
ちょっと泣き顔(笑い顔とも言われるらしい)で、気合いムンムンて感じではない。

ディズニーのトイストーリーのウッディ思い出します。
絶対似てる。
長い期間、いい仕事しました。

 

引退後はロッテの試合で解説してますね。
声も喋り方もソフトだし、ユーモアもあるし、丁寧だし。
今もいい仕事してます。

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伊藤義弘

彼なんですよね〜、スタに中継ぎフェチを自覚させてくれた投手。
もう本当に好きだったなあ。


社会人からの即戦力で入ってきた新人の頃は、よくデッドボール当てちゃって。
つうか、オープン戦で危険球退場になっちゃってる💦。
が、この新人、その翌日もまた内角平気な顔して投げる。
見た目はおとなしそうなのに。

 

シーズン始まっても、その当時ピリピリしていた西武戦でも当てて、ナベQ 監督に乱闘寸前で怒鳴られてたり。
コントロール良くないんだからさぁ、内角ギリギリはやめとけば?😅、、、ってスタも最初は思いましたよ。
でも伊藤ちゃんはその後、「自分はあそこに投げないとプロで生きていけないので」といったコメントをする。
ああ、すごい覚悟で投げてるんだなと思い、気になる投手に変わりました。


ま、あの頃キャッチャー里ちゃん(里崎)でしたしね。
多少制球悪いからって、インコースサイン出さないはずもない(笑)
1、2年はまあそんなに目立つ活躍はなかったですが、でも少しずつ良くなっていきました。

 

そして、2010年の後半、彼の強気な気持ちと技術が一致しましてね。
最後の最後での投球はすごかったですよ。
気持ちで投げ込んでるけど、決して一かバチかではない。
入団時からずーっと覚悟してやってきた集大成だなあと感じました。

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日シリで胴上げ投手になれて、努力が報われた感ありました。
やったね、伊藤ちゃん!て嬉しかった。
足に折れたバットが刺さった時は中継見てましてね、血の気が引いたな。
あれが無かったら、もう何年かしっかりやれたんじゃないかな。

結局復活はならず、プロ野球の実績としては数字の上で目立つものはない。
パに詳しくないファンならどんなピッチャーだったか覚えてないかもしれない。
でも、スタはめっちゃ自覚しました。

 

「ああ、私はこういう地味な中継ぎ投手が大好きだあ!」
「スーパースター好きな人は忘れてしまうかもしれない選手が好きだあ!」

 

引退後も努力して勉強して教員になったけど、ちょっと色々苦労があるみたい。
インコース投げと同じ覚悟で臨んでいるに違いないので頑張ってほしいです。
中継ぎフェチの恩人、伊藤ちゃんですから。

 

荻野忠寛

伊藤ちゃんと同じ頃に後ろを任されていた荻野忠。
彼も伊藤ちゃん以上に強気の人で。
打たれても平然としてたらしい。
勝ち消されてイヤなら自分が完投すればいい、って。

 

小柄で細身で、遠目は中学生か高校生みたい。
ごついコバマサの後だったから、なおさら、か細く見えた(笑)。
でも体のバネや強さを感じさせる投げ方でした。

荻野忠と言えばトンボです。
投げてる間に彼の帽子に留まった勝ち虫のトンボ。
ずいぶん頭を振って投げてるのに、投球の間中離れない。

 

この試合も中継見てたなあ。
西日の中で、めちゃメルヘンな光景だったな。
こうして見ると、彼はちょっとオリの山岡に投げ方似てる感じ。

 

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引退後は彼も勉強好きで教える方を仕事にしています。
アマチュアの方の動画でも、ちょっぴり堅物感を漂わせながら教えてますね。
色々個性的なので、仕事も独自な世界を拡げていってほしいです。

 

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内 竜也

ロッテの中継ぎと言ったら、彼をあげないわけには行かない。
壊れては修理して戻ってくるサイボーグ・内。
戻ってくるとすごいんです。

ちゃんと整備できた内は打たれる気がしない。
あの頃のロッテの成績は、内が修理中か否かで大きく変わってましたね。

 

2010年は、CS初登板時に打たれたショックで何か配線が繋がっちゃったらしいです。
その後はまさに内無双だったなあ。
ケガしていた里ちゃんが戻ってきたのも大きかった。
成瀬や中継ぎ陣にバンバンインコース要求で、投手も応えてね。
しかも、1球外し無しでズバズバ勝負球投げてたり。

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ピッチングは痛快だった内ですが、トークを聞くとなんかのんびりして、テンポが人と違う(笑)。
色々やってみているし、教えることも始めているようなので頑張ってほしいです。

 

上野大樹

上野に目が行ったのは先発してた時なんですけどね。
まあなんというかかわいかった、笑顔が。
すぐガッツポーズしたりして結構熱く、溌溂としてたな〜。

だから、はい、ルックスと雰囲気ですね、はい。
でも、いいピッチングしてたんです。
なかなか勝てなかったけど。
彼のように気持ちが表情に出て生き生き躍動する投手、当時のロッテでは少なかったので期待しました。

 

中継ぎになった時も、これで生き残ってほしいなーって思ってました。
もう少しのところだったかな。
彼ならここを任せられる、という決定打になる投球が見せられなかったかもしれない。
素人にはわからない、ほんのちょっとの部分で押さえきれないところが出てきたのでしょうね。

 

でも今も初勝利の頃のフレッシュなピッチングは思い出せます。
引退後はロッテの広報的職員として奮闘中。
相変わらず爽やかだなあ。
マスクの時代が恨めしいけど、球団の顔になって活躍を続けてほしいです。

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以上です。

ロッテのYFKの後の中継ぎ投手陣が、中継ぎフェチ自覚の始まりです。
ロッテの中継ぎって独特な味があるんですよね。
今の投手たちもそうだし、移籍してきてもロッテ色になる感じ。
この味をキープしていってほしいと思います。


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