フィールド オブ パリーグ           -パ主義野球ブログ-

なが〜く愛してきたパ・リーグをゆる〜く語るブログ、フィルパリです。

【思い出選手】好きだったパの中継ぎ投手たち④(ソフトバンク) 【完全個人的嗜好で】

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何しろ中継ぎフェチなもので

プロ野球で今や欠かせないポジション。毎日のように坦々と準備を繰り返し、短い出番に力を尽くす。しぶとくて味のある、これぞプロな選手達。そんな中継ぎ投手が大好きなのでシリーズ化してみました。

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中継ぎフェチ自認のスタ。どんな中継ぎ投手たちが好きだったっけ?の振返り第4弾、ソフトバンク。ダイエー時代は人数が多いけれど入れ替わりが激しかったかな。強くなり始めた頃の中継ぎたちが印象的。

ソフトバンク



吉田修司

ほぼほぼダイエー時代の選手になるのかな。セから移籍の選手なんですよね。なんだかずっとホークスだった気がしてしまう(たぶん吉田豊彦と混同してる)。そのくらい馴染んでいました。しかし資料が無い。投球に関する記事さえない。扱い地味過ぎる、最多ホールドや最優秀バッテリーも獲得した名中継ぎなのに😭。

 

移籍前の読売時代の動画がいくつかあってフォームの面影は見られます。でも、ダイエー時代にはもう少し開かなくなって間も取ったりしてたようなイメージ。当時のダイエーは先発がひ弱(豊彦とか若田部とか)だったのを、渋いピッチングで支えてるよなあと感じたものです。

 

雰囲気もセ・リーグ時代は甘い系だったのが、パ・リーグに来て渋くなった。その変身ぶりがなかなか味があった。入れ替わりが激しい中で何年もちゃんと続けていた記憶。ウィキなど見ると、机の方の勉強もしっかりやる賢い学生さんだったようです。

イミダスえらい!

imidas.jp

投げ姿写真参考用。記事は成績のみです。

sp.baseball.findfriends.jp

投球内容じゃなく、しっかり者の顔も伝えるこんな記事が。顔立ちは秋田犬方向で意外とかわいかった。

column.sp.baseball.findfriends.jp

えーっと、後は靴の写真とか、、、。

baseball-museum.or.jp

 

引退後はソフトバンクや楽天でコーチを務めた後、現在は高校野球を教えられている模様。この高校もロッテ伊藤のところと同様、色々問題発生のニュースを先ほど発見😅。高野連といい、大変だなあ高校野球も(だから見ない主義)。まあ、さておき吉田修司には頑張ってほしいです。

写真、やっぱりダイエー時代の無かったのか😅

www.chunichi.co.jp

 

やむなし古(いにしえ)動画

www.youtube.com

 

佐藤 誠

サトマコちゃんです。オリのサトタツさんが現れた時、完全にサトマコちゃんと被りました。ググった時にも、”佐藤誠” より "サトマコ”の方が記事が見つかるぐらいです。そして、彼も移籍選手だけど、ファンブログの方がたくさん見つかる。やっぱり記事や動画は見つからなくてマスコミの扱いは吉田修司同様だし、吉田と違って記録も残していない。だけど、ファンには忘れ難い。

 

やはり読売からの移籍だけれど、完全にソフトバンクの印象が勝ちますね。黎明期を一生懸命支えて献身的だったけど、サトマコちゃんのイメージは、打たれたって悲壮感はあまりなくて明るかったな。風貌のせいか、低学年向けの少年マンガっぽいんですよね。登板するとなーんかワクワクしてくる。めちゃ好きでした。

ameblo.jp

meltbb.jugem.jp


「スクランブル」が代名詞になるほど、どこでもどんな場面でも行く系中継ぎだから、やっぱり故障に泣かされた。調べてみると、思いのほか活躍期間は短かったのですね。引退後は前身の読売で打撃投手を務め、その後は職員になられている模様。サトタツさんもそうですが、献身タイプ中継ぎ投手って、裏方仕事に回られても真面目ひと筋な方が多いように感じます。サトタツさんみたいに、たまに表に出てあの少年マンガみたいな笑顔見せてくれないかな。

www.softbankhawks.co.jp

www.sponichi.co.jp

 

藤岡好明

入団した年、前半戦から大車輪でした。ひっそりと新人王争いに入ってました。ほかの年なら獲れてたかもしれない成績。ライバルは八木智哉(日本ハム)と平野佳寿(オリックス)。先発でチームを引っ張る活躍でしたから、中継ぎの藤岡は不利でした。

すごいハイレベルな新人王争いでね。でも凄まじい使われ方だったと思う、3人とも。結局平野は疲れが見えた後半も完投、完投で潰れて脱落。翌年からしばらくは、こんなに長く活躍できるとは想像つかないくらい体に影響出てました。八木だって、ポストシーズンまで大活躍したけどオフには壊れて、新人の時の投球はできなくなりましたしね。

 

そして藤岡もやっぱり後半には脱落し、翌年から故障に苦しむようになっちゃったのです。そりゃそうだ、新人の中継ぎ登板数の記録を作るほど投げ続けたのだから。彼っていつも、おとなしい女の子のような微笑みを浮かべてるんですよ。バテてるのが見えてきても、そんな表情で我慢強く投げ続けてたから可哀想になったですね。八木や平野に比べたらメディアの扱いもほとんど無かったし。

 

動画は故障の後のものしかありませんでしたけど、新人の年のフォームを紹介してくださってる個人さんのブログがありました。そう、本当に素晴らしい新人だったんですよ。

blog.goo.ne.jp

www.youtube.com

 

故障から戻った後、病気にもなってしまったんですね(知らなかった)。力はあったのに色々と不運でした。引退後、DeNAでコーチをしていたけれど、昨年独立リーグに移籍しました。兼任コーチ。現役時代に心残りがたくさんあったのでしょうね。気持ちが済むまで投げてほしいと思います。

number.bunshun.jp

www.nishinippon.co.jp

 

 

馬原孝浩

ソフトバンクの守護神と言ったら、この人を忘れるわけにはいきません。たくさん名勝負を見せてくれました。ファンの悲鳴もずいぶん聞いたかな。でも、打たれたって絵になる投手でしたね。打たれようが押さえようが、そこに至る経過がドラマ、という投手。打たれようが押さえようが二枚目でした。無双してた時が多いのに打たれた姿の印象が強いのは、絵になり過ぎたからかもしれません。

 

www.youtube.com

 

ずいぶん長いこと守護神を務め続けました。日本一の年は、前半戦で肩を痛めて治り切っていないのにポストシーズンで投げ、栄光と故障が運命の交換条件かのようでした。8年ぶりの日本一だったのですから、馬原はそのために身を削って投げ続けた守護神というイメージです。

 

人的補償でのオリックス移籍はびっくりしたけれど、体調も戻って活躍。チームメイトにも慕われていたようです。sportiva.shueisha.co.jp

www.nikkansports.com


引退後はケガと回復の過程を学ぶために柔道整復師の資格を取り、トレーナーをするなど研究熱心。そして去年、九州の独立リーグの監督兼GMに就任しました。密度の濃い野球人生を送る馬原。今後のチャレンジも興味深いです。

sportiva.shueisha.co.jp

 

full-count.jp

 

ファルケンボーグ

ソフトバンクの近年の「無双助っ人中継ぎ」の系譜はこの投手から、というイメージ。なんていうかこう、「これぞアメリカ人助っ人」って感じがしたものです。あの、ちょっと怠け者感漂う二重アゴとか、面白いんだなあ。いかにもハンバーガー好きって感じ。日本のハンバーガーの小ささに悪態つきながらバンズ押し潰して、3口ぐらいでコーラで飲み下して食べちゃいそうな雰囲気。そうして、モグモグしながら「俺あこれでも根はマジメなのさ」ってウィンクしそう(勝手にどんどん妄想する)。

全盛期は打てる感じがしなかったですよね。怖いと思う、あの大男が長い腕ぶんぶん振って投げ込んで来て。崩れるかと思うとちゃんとストライク投げるし。西武にトレードされた直後の米野が彼から打った逆転満塁ホームランが今だに語り草なのも、難攻不落の守護神だったからこそですね。

www.youtube.com

www.youtube.com

 

引退後のインタビューがありますけど、やっぱりアメリカだなあ、西海岸だなあっていう陽気さが漂います。福岡大好きって言って、良さを外国人選手仲間に伝えてくれた所もありますね。味のある選手でした。

pacificleague.com

 

攝津 正

NPBで唯一の、「最優秀中継ぎ」と「沢村賞」を受賞している投手。社会人からプロ入りの遅い出発で、中継ぎ時代もガンガン投げ続け、そこから先発であれだけの活躍するなんて想像もできない。すごい選手でしたよね。もっと過去の投手話題でトップクラスで話題に出るべきって思うな。

 

どちらのポジションもすごい選手なんだけど、やっぱり中継ぎ投手時代が印象的なんです。最優秀中継ぎ&新人王、Wで取ったんですからね。70試合登板!。こりゃあまた来年壊れちゃうんだろーなー、、、って覚悟したと思うんですよ、ファンの方も。ところが次の年も磐石でしたからね。鉄人。歴代の、入団してすぐに登板過多で壊れて消えて行った中継ぎたちの無念を晴らした感じでした。

www.youtube.com

sports.yahoo.co.jp

www.softbankhawks.co.jp

 

先発でもエースの投球を続け、チームへの貢献度は計り知れません。最後の方でとうとう故障があって引退となりましたけれど、社会人出身選手として異例なほど充実したプロ生活だったかなと思います。ほどなくしてよもやの病気との闘いとなりましたけれど、現在も明るく活動する姿を見せてくれていますね。無理せず、自分の経験を発信し続けて言ってほしいです。

number.bunshun.jp

 

ソフトバンクの中継ぎ陣は今、献身的で秀でた実力の助っ人選手が支え、日本人選手は若手たちが競争をしている状況です。これまでを振り返ってみても、「丈夫じゃないと、、、」みたいな所もある😅。強いチームだからこそ、中継ぎとしてポジション確保するのは本当に大変。誰が抜け出してくるか見守りたいですね。

 

<他チーム編>

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