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【ロッテ・レアード】パ・リーグベスト9選手の今シーズン活躍を振返り③【祝・受賞】

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パ・リーグのベスト9選手の今シーズン振返り3人目はファースト(一塁手)です。
開幕当初、交流戦頃、五輪期間、後半戦、終盤戦。
そういえば、彼らはそれぞれ、どんな一年を過ごして来たのだっけ?
自分の記事も遡りながら、振り返りたいと思います。

 

 

ブランドン・J・レアード(ロッテ・一塁手)

ベスト9、本塁打2位、打点2位


総評


息の長い助っ人レジェンドになってきたレアード。
すっかりロッテの人が馴染みました。
名前のイントネーションも、頭の中ではアで⤴︎になる谷保さんの声が聞こえてきます。
フィルパリ記事取り上げは無かったですが、ハム時代から大好きです。

 

去年は腰のヘルニアの影響でリタイアし、秋に手術。
術後3ヶ月くらいでの来日となったのに、元気に回復できて良かったです。
今年は、終盤は守備などに疲れが見えたものの、ずーっと頑張りました。

 

何より、マーティンとタッグを組んでのフォア・ザ・チームの姿勢が素晴らしかった。
他のパの5チームは、コロナの影響もあり、なかなか助っ人が機能しませんでした。
主軸の助っ人野手が活躍し続けたのはロッテだけ。

 

ロッテは日本人選手のレギュラー組は少々非力なので、得点力は助っ人に頼ります。
なので、助っ人2人の牽引力が、今年のロッテの頑張りに直結したと言えます。
派手さの点ではマーティンでしたが、レアードの勝負強さも他チームには脅威でした。


タイトルにはあと一歩。
打点はわずか1点差でしたね、惜しかった。
西武とソフトバンクが苦手で、西武戦に至っては打率1割台。
髙橋光成がほとんど打ててないし、千賀も苦手な模様。
この2人をもう少し打ってれば、タイトル行けたかもですね。

 

開幕当初


腰の手術の影響で、開幕にはちょっと出遅れました。
そりゃあそうですね、体を動かしてなかったわけだから。
チームが開幕3連敗したところで昇格して即スタメンも、5連敗を喫します。
4月までは感覚が戻りませんでした。

www.nikkansports.com


ところが、5月に入ると打率爆上がり。
2打席連続弾でチームを2位に引っ張り上げたり、3試合連続弾放ったり。
彼は来日当初からミスターメイで、5月の月間MVPを複数回ゲットしています。
今年も例年通りの上り調子ってわけです。

baseballking.jp

 

www.sponichi.co.jp

 

交流戦頃


6月に入っても、打率 .364と好調を維持したレアード。
交流戦だけの成績も、打率と本塁打共に5位(本塁打は1位が4人で実質2位)。
投手陣の不調でまた降下しそうになるチームをなんとか支えました。

www.sponichi.co.jp


この5月6月が大得意なレアードにつき、気温との関係に触れた記事がありました。
気象予報士さんがちょっと調べてみたのだそうです。

 

日中の気温が25度近くになってくると、ホームランが出るようだ、と。
レアードの出身地のカリフォルニアが、平均的気温が25〜27度。
そこに近づいてくると調子が上がるのではないか、と。
推測の話ですが、面白いですよね。

 

number.bunshun.jp

 

五輪期間


ロッテからは五輪に出場した選手はいませんでした。
日本人選手は選出なし。


レアードは、お母様がメキシコ出身なので、同国代表になったことがあります。
今回も候補に上がっていましたが、東京五輪は出場しませんでした。
腰の手術もありましたし、ロッテの優勝に向け、無理は避けたのだと思います。

 

後半戦


五輪休みも取れて、後半戦もバリバリ行くかと思われたレアード。
しかし夏に入って大失速。
7月8月合わせると2割切っちゃうぐらい。

 

上のカリフォルニア気温と結びつけると、日本が暑すぎるのかな?
カリフォルニアは乾燥しているし、近年の日本ほどには暑くならないらしいので。
昨日引退イベントした謎の魚との対談で「冷たい蕎麦が好き」なんて言ってます。
暑さにげんなりで食欲減退、からの夏バテパターンありそう。

sp.mainichi.jp

 

ホームランも、8月7日に打った後は1ヶ月以上ご無沙汰になりました。
ただし、チームはこの頃絶好調になり、幸いにも彼の不調は目立ちませんでした。

 

www.sanspo.com

 

終盤戦


9月の声を聞き、上記事試合の1ヶ月ぶりホームランを打ってからやっと復活。
オリックスとの首位争いデッドヒートにも貢献します。
マーティンが体調不良や骨折で離脱が続きましたし、中村奨吾も絶不調。
そういう中で、レアードの奮闘はとてもチームを助けました。

 

その頑張りの反動か、10月にはまた少し調子が落ちます。
骨折が治り切らずに復帰したマーティンが不調で、レアードの負担も大きかった。
バッティングはそれでも気力で頑張っていたのです。
が、守備の方を見れば迂闊に見えるエラーが続出し、疲れが明白でした。

 

日本ハム時代以来の優勝を、本気でしたかったに違いないレアード。
最後は残念でしたが、本当に今年は頑張りました。
ホームランもタイムリーも印象に残るものが多かったですよね。
逆転あり、サヨナラあり、バースデーメモリアルあり。
佐々木朗希におねだりされて、なんてのもありましたね。

www.sponichi.co.jp

www.youtube.com

 

チーム愛も強く、来期への契約更新も非常に素早く決定したのが印象的。
来年もまた、やる気満々で日本に来てくれるでしょう。
NPBに欠かせぬ助っ人になったレアードが、寿司何巻握るやら。
シシャモに続く新しいネタにも期待したいですね

 

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