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【西武・森友哉】パ・リーグベスト9選手の今シーズン活躍を振返り②【祝・受賞】

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パ・リーグのベスト9選手の今シーズン振返り2人目はキャッチャーです。
開幕当初、交流戦頃、五輪期間、後半戦、終盤戦。
そういえば、彼らはそれぞれ、どんな一年を過ごして来たのだっけ?
自分の記事も遡りながら、振り返りたいと思います。

 

 

森 友哉(西武・捕手)

ベスト9、打率2位(シーズン、交流戦)


総評

 

NPBアワードでは髪型話題(自身の髪型やオリックス・宗との美容院紹介やりとり)で笑かせてくれた友哉。
中堅選手になってきても、相変わらずやんちゃ可愛いキャラクターは健在です。

 

昨年はコロナでの変動に対応できず、涙にくれる姿を見せるほどの不調。
そこから今年は見事に立ち直りましたね〜。

 

首位打者の吉田正尚にはちょっと離されたものの、打率2位。
キャッチャーで首位打者争いの常連ですから、友哉もやっぱり天才。
今年はちょっとホームランが少なかったけど、三振が減ってます。
ヒットに焦点を絞ったのかもしれません。

打点がちょっぴり少ないのは来季の課題でしょうか。
得点圏打率が打率より3分近く下がっちゃってる。
規定打席数到達者の中で、得点圏打率が大幅に下がっているのは4人くらい。
(残りは、鈴木大地、淺間大基、小深大翔、と全員大ちゃん←これが言いたかった)

 

今年4番の山川が絶不調だったりしたので、俺が打たなきゃって力んじゃったような気がするな〜。
観戦した時も、得点圏に走者がいる時だけ凡退、ってことがあった。
ああ見えて責任感が強い子ですからね。
来年、4番5番の成績がもっと上がれば、友哉の打点も自ずと増えそうです。

それから、日本ハム戦の打率だけめちゃ低い(打率 .215)。
各試合成績をちょっとだけ見てみると、伊藤大海はよく打ってたけど、加藤と助っ人投手たちに苦労していたみたい。
他に対しては全部3割超えなんで、ここがちょっともったいなかったかもですね。

開幕当初


この頃はまださほど調子は上がっていませんでしたね。
でも振り返ると、開幕3連戦時点で今年は大丈夫だって感じさせてくれたようです。

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4月には守備で左手をけがして欠場したりしていました。
ただ、この頃は打撃以上に守備の活躍が印象に残ったのです。

 

送球が素晴らしくなっていて、盗塁刺しまくっていた感じ。
西武は投手陣もクイックや牽制がすごく速くなっていて、びっくりして。
ああ、守備を相当鍛えたんだなあって思ったんですよ。

 

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友哉がこんなに守備意識高くなってるなんて、西武強いんじゃないの、今年も。
そう思っちゃったんです。
この頃は若林もいましたしね。
それで、順位予想2位とかに入れちゃった、、、、、、(大反省)。

 

まあでも、とにかく友哉に関しては去年のようなことはないなって感じでした。

 

交流戦頃


交流戦に入ったとたん、バッティングの調子が急上昇!
打撃成績 .393 で2位に入ります。
二塁打の鬼(9本で1位)。
二塁打のおかげで、長打率が助っ人選手を除くと1位。

 

本塁打が減ったとは言え、170cmというサイズでこれですからね。
セの観客も、森のスイング堪能してくれたと思います。
しかし、交流戦終わったあとのリーグ戦で、左肩痛による欠場をしています。

 

五輪期間

この期間はエキシビションマッチ。
交流戦あたりから、ケガ人続出だった西武の不調ぶりが目についてきますが、エキシビ期間も今ひとつのまま。
チームには暗雲垂れ込めるも、友哉のバッティングは好調維持していたようです。

 

後半戦

後半戦に入ると打撃好調どころではない、打撃爆発状態になった友哉。
特に8月が凄かった。
月間打率が驚異の .476 !
NPBアワードで紹介されたロッテ戦の5打数5安打とか、手がつけられない。

 

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だいたい暑くなると上がってきますよね、西武。
メットライフがサウナになって、代謝がアップするのかな?
ここで一気に首位打者争いに加わってきました。

 

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ただ、8月26日にコロナ接触者の疑いによる抹消が31日まで発生しています。
こうしてみると、ちょくちょくコンディション原因での欠場がありました。
それでもなんとか自分を管理できたのは、去年の経験から一歩大人になった感じ。
天才だけど、ぶっ飛びタイプというよりコツコツ進歩する子だな、とも思うんですね。

 

終盤戦

9月に入って、首位打者争いのライバル吉田正尚が肉離れで離脱します。
休むライバルの打率は落ちないので、自分だけ頑張る形。
一時はかなり迫って追い上げたかった友哉ですが、惜しくも息切れ。
(パテレ、2019に正尚に猛追された友哉の口癖をパロってます)


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夏の疲れは秋に出ますものね。
肉離れから復帰した正尚が固め打ちしたので、あの辺りで心が折れたかも。
それに、もうチームの状況が悪くなり過ぎて個人成績どころじゃなかったかも。
今井やコーナ(高橋)など不安定だったので、キャッチャーとして苦労しました。
疲れやケガの影響か、守備の方でもちょっと乱れが目立ちました。

 

10月に、今度は左手首の痛みで欠場もしています。
振り返ってみると、4月からずーっと左手ですね。
最初のケガが後を引いたのかもしれません。
我慢して頑張っていたのでしょう。

 

それでも、とうとう打率2位キープで終えました。
文句の付けようがない、キャッチャーベスト9だと思います。

 

バッティングばっかり言われるけど、守備もちゃんと上手。
時々弾いちゃうけど、あれは、西武の投手陣はかなり荒れ玉系が多いですしね。
森の体型で手を伸ばしたり飛びついたりって大変だと思うし(よくわからない)。
最後に見せたファウルチップへのスライディングとか凄い反応。
十分に良いキャッチャーだと思います。

 

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週刊誌にキャッチャーやめたがってると抜かれたけど、ゴシップ系報道には慣れた感がある。
契約更改で、あらためてキャッチャーへの覚悟をさりげなく語っていました。
大好きな先輩・岡田のFA流出引留めにもひと役買い、オフも存在感マシマシです。

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きっと、来年はチームの成績を挽回したるわって思ってますよ。
個人的な目標は、首位打者奪回か、本塁打増しか、打点アップ、対ハムリベンジか。
狙ったらなんでもできそうな友哉です。
やんちゃで心優しい天才打者。
今度は何を向上させてくるかワクワクしますね。

 

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